高槻市議会 > 1992-03-04 >
平成 4年第1回定例会(第1日 3月 4日)

  • "消防力"(/)
ツイート シェア
  1. 高槻市議会 1992-03-04
    平成 4年第1回定例会(第1日 3月 4日)


    取得元: 高槻市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-27
    平成 4年第1回定例会(第1日 3月 4日)             平成4年第1回高槻市議会定例会会議録                           平成4年3月4日(水曜日)    日程第 1          会議録署名議員の指名について  日程第 2          会期の決定について  日程第 3          諸般の報告について  日程第 4          高槻市高齢者の白内障手術に係る人工水晶体等費用の助成に関する条例制定の撤回について  日程第 5  請願第 7号  0歳児(乳児)医療費無料化の実現を求める請願について  日程第 6  請願第 8号  うの花養護幼稚園希望者全員入園に関する請願について  日程第 7  選挙第 1号  淀川右岸水防事務組合議会議員選挙について  日程第 8  報告第 1号  平成3年度高槻市国民健康保険特別会計補正予算(第5号)の専決処分報告について  日程第 9  議案第 1号  一般職の職員等に支給する期末手当の臨時特例に関する条例制定について  日程第10  議案第 2号  平成4年度高槻市ごみ処理施設定期検査修理工事請負契約締結について  日程第11  議案第 3号  高槻市立養護老人ホーム改築その他工事請負契約締結について  日程第12  議案第 4号  高槻市立養護老人ホーム改築その他に伴う電気設備工事請負契約締結について  日程第13  議案第 5号  高槻市立養護老人ホーム改築その他に伴う機械設備工事請負契約締結について  日程第14  議案第 6号  高槻市立阿武山中学校校舎買収について  日程第15  議案第 7号  平成3年度高槻市一般会計補正予算(第5号)について  日程第16  議案第 8号  平成3年度高槻市公園墓地特別会計補正予算(第2号)について
     日程第17  議案第 9号  平成3年度高槻市駐車場特別会計補正予算(第1号)について  日程第18  議案第10号  平成3年度高槻市公共下水道特別会計補正予算(第3号)について  日程第19  議案第11号  平成3年度高槻市国民健康保険特別会計補正予算(第6号)について  日程第20  議案第12号  平成3年度高槻市老人保健特別会計補正予算(第2号)について  日程第21  議案第13号  平成3年度高槻市交通災害共済特別会計補正予算(第2号)に ついて  日程第22  議案第14号  平成3年度高槻市火災共済特別会計補正予算(第2号)について  日程第23  議案第15号  平成3年度高槻市農業共済特別会計補正予算(第3号)について  日程第24  議案第16号  平成3年度高槻市財産区会計補正予算(第3号)について  日程第25  議案第17号  平成3年度高槻市自動車運送事業会計補正予算(第4号)について  日程第26  議案第18号  平成3年度高槻市水道事業会計補正予算(第4号)について  日程第27  議案第19号  高槻市職員の育児休業等に関する条例制定について  日程第28  議案第20号  罰金の額の引き上げのための関係条例の一部を改正する条例制定について  日程第29  議案第21号  高槻市消防署の設置、位置、名称及び管轄区域に関する条例中一部改正について  日程第30  議案第22号  高槻市火災予防条例中一部改正について  日程第31  議案第23号  高槻市国民健康保険条例中一部改正について  日程第32  議案第24号  町及び字の区域変更並びに町の新設について  日程第33  議案第25号  町の区域変更について  日程第34  議案第26号  安威川、淀川右岸流域下水道組合規約の一部変更に関する協議について  日程第35  議案第27号  平成4年度農業共済事業事務費の賦課金を定めるについて  日程第36  議案第28号  農業共済事業特別積立金の取崩しについて  日程第37  議案第29号  平成4年度高槻市一般会計予算について  日程第38  議案第30号  平成4年度高槻市公園墓地特別会計予算について  日程第39  議案第31号  平成4年度高槻市駐車場特別会計予算について  日程第40  議案第32号  平成4年度高槻市公共用地先行取得特別会計予算について  日程第41  議案第33号  平成4年度高槻市公共下水道特別会計予算について  日程第42  議案第34号  平成4年度高槻市国民健康保険特別会計予算について  日程第43  議案第35号  平成4年度高槻市老人保健特別会計予算について  日程第44  議案第36号  平成4年度高槻市交通災害共済特別会計予算について  日程第45  議案第37号  平成4年度高槻市火災共済特別会計予算について  日程第46  議案第38号  平成4年度高槻市農業共済特別会計予算について  日程第47  議案第39号  平成4年度高槻市財産区会計予算について  日程第48  議案第40号  平成4年度高槻市自動車運送事業会計予算について  日程第49  議案第41号  平成4年度高槻市水道事業会計予算について ─────────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件  日程第1から日程第49まで ─────────────────────────────────────── 出席議員(40名)     1番  角   芳 春 君    2番  市 田 忠 夫 君     3番  藤 田 頼 夫 君    4番  稲 垣 芳 広 君     5番  筒 井 俊 雄 君    6番  福 井 浩 二 君     7番  松 雪 芳 信 君    8番  堀 田 和 喜 君     9番  宮 下   彰 君   10番  生 田 靖 彦 君    11番  二 木 洋 子 君   12番  森     清 君    13番  三反田 次 男 君   14番  小 野 貞 雄 君    15番  池 下 節 夫 君   16番  川 口 雅 夫 君    17番  源 久 忠 仁 君   18番  石 橋   守 君    19番  久 保 杏 慈 君   20番  尾 崎   勉 君    21番  根 来 勝 利 君   22番  岡 本 嗣 郎 君    23番  大 川   肇 君   24番  丸 野 達 志 君    25番  須 磨   章 君   26番  高須賀 嘉 章 君    27番  新 家 末 吉 君   28番  渡 辺 峯 子 君    29番  竹 本 寿 雄 君   30番  円 実 義 雄 君    31番  川 上 忠 男 君   32番  段 野 啓 三 君    33番  山 本 五 一 君   34番  久 保 隆 夫 君    35番  伊 川 二 郎 君   36番  山 口 義 一 君    37番  村 田 君 江 君   38番  藤 川 和 夫 君    39番  鳥 本 高 男 君   40番  竹 沢 玲 子 君 ─────────────────────────────────────── 説明のため出席した者の職氏名  市 長        江 村 利 雄 君 助 役     坪 内 昭 夫 君  助 役        奥 本   務 君 収入役     宮 川 幸 三 君  教育委員会委員長   奥 村   均 君 教育長     薮   重 彦 君  自動車運送事業管理者 片 倉 保 蔵 君 水道事業管理者 鶴 谷 岳 弘 君  市長公室長      谷 知 昭 典 君 総務部長    蓮 井   忠 君  財務部長       奥 田 晴 基 君 同和対策部長  湯 浅   貢 君  市民文化部長     足 立 晴 一 君 民生部長    橋 長   勉 君  保健医療監      山 本 香 憲 君 環境衛生部次長 安 場 信 夫 君  産業経済部長     中 村 圭 作 君 建設部長    近 藤 富 彦 君  都市整備部長     小 林   宏 君 下水道部長   山 本 宏 道 君  管理部長       高 田 達 夫 君 学校教育部長  村 上   速 君  社会教育部長     内 本 隆 譲 君 消防長     奥 田   稔 君  土地開発公社専務理事 葛 城 泰 典 君 ─────────────────────────────────────── 議会事務局出席職員氏名  事務局長      栗 田 正 信 事務局次長     若 井   亨  庶務課長      磯 村 三千男 調査係長      三 牧   勉  議事課長      大 平 庸 次 議事課長補佐    中 寺 啓 祐  議事係長      小 島 善 則 ─────────────────────────────────────── 会議録署名議員    11番 二 木 洋 子 君    12番  森     清 君 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
                  〔午前10時 0分 開会〕 ○議長(高須賀嘉章) ただいまから平成4年第1回高槻市議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。  ただいまの出席議員数は37名であります。  よって、会議は成立いたします。  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において二木洋子君及び森  清君を指名いたします。  日程第2、会期の決定についてを議題といたします。  お諮りいたします。  今期定例会の会期は、本日から3月18日までの15日間といたしたいと思います。これに異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高須賀嘉章) 異議なしと認めます。  よって、会期は15日間と決定いたしました。  日程第3、諸般の報告を行います。  市長から行政報告の発言を求められておりますので、これを許します。                〔市長 江村利雄君登壇〕 ○市長(江村利雄) 開会に当たりまして一言ごあいさつを申し上げます。  ここ数日前の暖かさに、野草らん園のイカリソウが開花し、春の訪れを予感するきょうこのごろでございます。  さて、本日ここに、平成4年第1回市議会定例会を招集申し上げましたところ、議員各位におかれましては、何かとお忙しい中、ご参集を賜りまして、まことにありがとうございます。  今議会に付議申し上げております議案の概要説明に先立ちまして、まず、閉会中の主な行政上の事柄につきましてご報告をさせていただきたく存じます。  初めに、新築施設の竣工につきましてご報告申し上げます。  まず、待望久しかった文化ホールでございますが、平成元年6月より建設いたしてまいりましたが、昨日、議員各位を初め、多くの来賓をお迎えし、完成記念式典を挙行させていただいたところでございます。本ホールは、鉄筋コンクリートづくり地上3階地下3階建て、延べ床面積約7,766平方メートルでございまして、市民文化の振興、発展のため、市民の方々が自由で創造的な文化活動が行えるよう、施設整備には近代技術を取り入れるなど、可能な限りの配慮をいた した次第でございます。  長年の懸案事項でございました本ホールが、今日の完成を迎えますには、これまで議会を初め関係者の多大のご支援、ご指導のたまものと、ここに厚く感謝を申し上げる次第でございます。今後、本ホールが文化活動の拠点施設として、多くの市民の方々が新たな文化を創造し、はぐくんでいただくことを期待するところでございます。  次に、芥川以西の中高層建築物の消防対策として新築移転を進めてまいりました北消防署西分署庁舎でございますが、来る3月13日に竣工の見通しとなりまして、3月19日より業務を開始する予定を立てておるところでございます。本施設は、鉄筋コンクリートづくり地上3階建て、延べ床面積約920平方メートルでございまして、新たにはしご付消防車を配備いたしまして、消防力の増強を図る所存でございます。なお、竣工式は、3月25日に予定いたしております。  次に、市営バス緑が丘営業所の管理棟でございますが、3月2日に竣工いたしまして、来る3月13日にレトロバス「ふれあい号」の試乗会も兼ねまして、竣工式を実施いたしたく存じております。管理棟につきましては、鉄筋コンクリートづくり3階建て、延べ床面積約951平方メートルでございます。なお、「ふれあい号」は、納車以後、乗務員の研修等を行いまして、今月下旬のできるだけ早い機会に運行を開始いたしたく存じております。  続いて、市制施行50周年記念事業の取り組み状況につきましてご報告を申し上げます。  昨年6月に、議会を初め、市民の各界各層から参画いただき、記念事業に関しまして、各般のご意見、ご指導をいただいてまいりました市制施行50周年記念事業懇談会でございますが、当初の目的を達成いたしまして、去る2月27日に最後の総会を開催し、解散いたした次第でございます。おかげをもちまして、記念事業の骨格を成す実施計画案を策定することができ、この場をおかりいたしまして、厚くお礼を申し上げる次第でございます。  現在、本年度内に実施計画を確定すべく、鋭意取り組んでいるところでございますが、このうち、プレキャンペーン事業として、市民の記念年への関心と理解を深める素材として、シンボルマーク、イメージキャラクター、並びにイメージソングを決定いたしまして、市広報紙等で公表させていただいたところでございます。また、プレキャンペーン事業の幕開けといたしまして、これらの制作品の発表会を3月27日に、新築になりました文化ホールで開催してまいりたく存じております。なお、今月下旬には、新たな組織として市制施行50周年記念事業実行委員会を設置いたしてまいりたく存じておりますので、議会におかれましても、引き続いてのご指導、ご支援を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。  以上で行政報告を終わらせていただきまして、引き続き今議会に提案申し上げております議案の概要説明をさせていただきたく存じます。  まず初めに、専決処分報告でございますが、平成3年度高槻市国民健康保険特別会計補正予算(第5号)を専決処分といたしましたので、ご報告申し上げ、ご承認をお願いいたすものでございます。  続きまして、工事請負契約締結案件についてでございますが、平成4年度ごみ処理施設定期検査修理工事請負契約締結のほか、養護老人ホーム改築に伴いますその他工事、及びこれに関連いたします電気設備並びに機械設備の工事請負契約をそれぞれ締結いたそうとする、計4件でございます。  次に、不動産の買収案件といたしまして、市立阿武山中学校の校舎を、住宅・都市整備公団関西支社から買収するに当たりまして、議会のご議決をお願いするものでございます。  補正予算案件につきましては、平成3年度高槻市一般会計補正予算(第5号)のほか、8特別会計、及び財産区会計、並びに2企業会計におきまして、それぞれ所要の補正をいたそうとする12件でございます。  続いて、条例案件でございますが、昨年末に支給いたしました期末手当に、府下各市の状況を勘案し、0.1か月分を追加支給するための、一般職の職員等に支給する期末手当の臨時特例に関する条例制定についてを初め、地方公務員の育児休業等に関する法律の施行に伴い、本市におきましても、所要の定めをいたそうとする、高槻市職員の育児休業等に関する条例の制定について、そのほか4件の現行条例の一部を改正する案件を提案申し上げております。  次に、その他一般議案といたしましては、町及び字の区域変更並びに町の新設にかかわるもの2件のほか、安威川、淀川右岸流域下水道組合規約の一部変更に関する協議について、及び平成4年度農業共済事業事務費の賦課金を定めるについて、並びに農業共済事業特別積立金の取崩しについてを提案いたしております。  平成4年度予算関係でございますが、高槻市一般会計を初め、9特別会計、及び財産区会計、並びに2企業会計におきまして、それぞれ当初予算を付議いたしておるところでございます。このうち、一般会計につきましては、歳入歳出予算総額をそれぞれ860億6,476万8,000円といたしまして、平成3年度当初予算比で申しますと、4.2%増といたしております。  なお、このたびの一般会計予算は、4月に予定されております市長選挙の関係で骨格予算といたしまして、歳出面の経常的経費は年間所要見込み額を、政策的経費につきましては、継続費、及び債務負担行為に基づく事業、並びに市民生活に影響する経費等を計上いたしておるところでございます。  また、新市長により編成されます補正予算財源といたしまして、一般財源の市税収入見込み額から約56億円を留保いたしております。その他の特別会計等につきましては、一部を除きまし て、年間経費を計上いたしておりますので、よろしくご理解を賜りますようお願いを申し上げます。  以上、今議会に提案申し上げております42議案の概要でございますが、詳細につきましては後ほどそれぞれ説明いたしてまいりますので、よろしくお願いを申し上げまして、甚だ簡単でございますが、行政報告並びに議案の概要説明も含めまして、開会に当たりましてのごあいさつとさせていただきます。 ○議長(高須賀嘉章) 市長の行政報告は終わりました。  次に、事務局長から議会関係の報告をいたさせます。 ○事務局長(栗田正信) それでは、平成3年第7回市議会定例会以降の議会関係の主な事項についてご報告申し上げます。  去る1月31日、全国公営交通事業都市議長会総会が開かれ、議長が出席いたしました。主な協議事項といたしましては、平成4年度運動方針である公営交通事業の経営健全化を推進する5つの運動目標と3つの運動方法について協議され、全員賛成をもって可決されました。  次に、去る2月14日、第18回全国高速自動車道通過市議会定期総会が開催され、議長が出席いたしました。主な協議事項といたしましては、会務報告の後、平成4年度運動方針案6項目、並びに予算案について協議され、全員賛成をもって可決されました。  次に、去る2月26日、第64回北摂市議会議長会が開催され、正副議長が出席いたしました。 主な協議事項といたしましては、平成4年度の各議長会役員のうち、北摂ブロックに割り当てられました役員の推薦について協議を行い、本市議長は人口急増過密都市議会協議会理事に推薦され、次回の大阪府議長会に報告されることになりました。  続いて、去る3月2日、第203回大阪府市議会議長会が開催され、正副議長が出席いたしました。主な協議事項といたしましては、平成4年度大阪府市議会議長会予算を原案どおり可決し、続いて平成4年度の議長会関係の役員選任に入り、この結果、会長には高石市の議長が、副会長には豊中市ほか2市の議長が選出され、本市議長は人口急増過密都市議会協議会理事に選出されました。  以上、議会関係の主な事項についてのご報告を終わります。  詳しくは「議会月報」をご参照くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(高須賀嘉章) 議会関係の報告は終わりました。  これにて諸般の報告を終わります。  日程第4、高槻市高齢者の白内障手術に係る人工水晶体等費用の助成に関する条例制定の撤回についてを議題といたします。  本件は、平成3年12月18日、山口義一君から、賛成議員連署の上提出された議員提出議案第19号 高槻市高齢者の白内障手術に係る人工水晶体等費用の助成に関する条例制定について、本日付をもって撤回したい旨の申し出があります。  なお、このことについては、平成4年2月5日の民生企業委員会においてあらかじめ了承を求められたところであります。  撤回理由の説明を求めます。                〔山口義一君登壇〕 ○(山口義一議員) 前定例会におきまして、議員提出議案第19号として提案をいたしました高槻市高齢者の白内障手術に係る人工水晶体等費用の助成に関する条例制定についての撤回理由を申し上げたいと思います。  提案いたしました条例の骨子というのは、白内障の治療にかかわって、眼内レンズの挿入手術、こういうものが当時は健康保険の適用除外をされておりました。本高槻市議会でも、昨年9月にはこれを保険適用するように求める意見書を可決し、全国的にも各自治体でそうした意見書が議決されたり、あるいは自治体がみずから助成をするということが大きく広がりました。1992年度からは新たにそれを実施するという市町村、自治体が150を超えるということも予測されたわけですけれども、また全国的なそうした民主的な団体などが政府に要望いたしまして、この4月から国の方で白内障の眼内手術については保険適用するということになりました。そういうことを受けまして、この条例制定の目的は達っせられたというふうに考えますので、議員提出議案第19号については撤回をさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(高須賀嘉章) 撤回理由の説明は終わりました。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております本件について、これを承認することに異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高須賀嘉章) 異議なしと認めます。  よって、高槻市高齢者の白内障手術に係る人工水晶体等費用の助成に関する条例制定の撤回については、これを承認することに決しました。  この際お諮りいたします。  日程第5及び日程第6の2件はいずれも委員長の報告でありますので、以上2件を一括議題といたしたいと思います。これに異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高須賀嘉章) 異議なしと認めます。  よって、以上2件を一括議題とすることに決しました。  日程第5、請願第7号 0歳児(乳児)医療費無料化の実現を求める請願について、日程第6、請願第8号 うの花養護幼稚園希望者全員入園に関する請願について、以上2件を一括議題といたします。  以上の2件については、平成3年12月6日及び12月18日の定例会におきまして、それぞれ所管の委員会に付託せられ、いずれも閉会中に審査を終了されております。  これより所管の審査事件について、各委員長から審査の経過並びに結果の報告を求めます。  なお、各委員会の審査並びに結果については、委員会審査結果報告書をお手元に配布いたしております。            ────────────────────             議案・議事関係書類綴156ページ参照            ──────────────────── ○議長(高須賀嘉章) 民生企業委員会委員長の報告を求めます。                 〔村田君江君登壇〕 ○(村田君江議員) 民生企業委員会委員長報告を申し上げます。  平成3年12月6日 第7回高槻市議会定例会において本委員会に付託されました審査事件、請願1件については、12月9日及び2月5日に、平成3年12月18日 第7回高槻市議会定例会において本委員会に付託されました閉会中の継続審査事件、議員提出議案1件については、2月5日に委員会を開き、審査いたしました。  なお、審査事件のうち、議員提出議案第19号 高槻市高齢者の白内障手術に係る人口水晶体等費用の助成に関する条例制定については、冒頭に提案者から、国において施策化の方向が示されたことを踏まえ、次の本会議で撤回したい旨の申し出があり、本委員会はこれを了承し、審査を終了いたしました。  なお、本件は、先ほど撤回の承認がなされたところであります。  これより、審査の終結を見た請願第7号 0歳児(乳児)医療費無料化の実現を求める請願について、審査経過の概要及び結果の報告を申し上げます。  冒頭、審査の参考とするため、理事者の意見を求めたところ、0歳児の医療費無料化については、趣旨は十分理解するところであるが、他市等の実施状況を見ると、大阪府下では8市1町であり、全国的には47都道府県のうち42道県で広域行政として実施されているところである。本市としても、都道府県単位の広域行政として実施すべきものと考え、今日まで大阪府に対し要請しているが、今後ともさらに強く働きかけていきたい、との意見表明がありました。  続いて質疑に入り、まず、仮に本市で実施した場合、新たに必要となる財源は幾らか、とただ したのに対し、所得制限を加えないで実施した場合で試算すると約1億円の医療費が必要である、との答弁がありました。  さらに、広域行政として制度化を推し進めるためにも、市町村段階での施策の積み上げが必要なこともあるし、一方では福祉施策は他にも緊急度の高いものがたくさんある中で、市として今後の福祉施策についてどのような考え方を持っているのか、とただしたのに対し、福祉施策は生涯福祉の観点から、全般的な視点に立って施策を確立すべきであると考えている。その中で、0歳児の医療費無料化も大切な事項であり、今後とも研究はしていくが、一義的には広域行政として大阪府で実施してもらうよう今後とも働きかけていきたい、との答弁がありました。
     本請願に対しては、各委員とも趣旨は十分理解するとしながらも、その実施方法については、限られた財源の中では、市として他の緊急度の高いものを優先し、本件は府県レベルの広域行政として取り組むべきだとする意見、あるいは国なり府県レベルの広域行政として確立させるために、まず市町村段階で何らかの形で施策化を図ることも大切だとする意見等が示されたところであります。  本件については、請願趣旨に沿って対処することを適切とし、採決の結果、多数賛成をもって採択することに決しました。  以上、報告を申し上げます。   平成4年3月4日                      民生企業委員会委員長 村 田 君 江 ○議長(高須賀嘉章) 委員長の報告は終わりました。  これより、ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。 ○(岡本嗣郎議員) 今の委員長報告を聞かせていただいて、私の聞きたいことはほとんど網羅されているんですが、一つは財源の問題ですね。こういう福祉的な市民ニーズについて、トータルな立場から見れば、一つ一つそれぞれについて、なかなか我々は反対しにくい立場にあるわけです。しかしながら、地方自治体における財源の面を含めて、一地方自治体が引き受けられるものには限りがあると。そういった意味では、この委員長報告の中に書かれていますように、広域行政の中で対処されるべきであろうという気がするわけです。しかしながら、やはり我々もこういった請願について対処していく場合には、一定の自分なりの毅然とした姿勢というのを明らかにしておかなければならないだろうという気がして、私はあえてこの場をかりて意見を表明させていただくわけです。  例えば、0歳児の医療費の問題にしても、私のところにも、総持寺団地というのは茨木市と高槻市の境目にあるわけなんですけれども、隣の棟の人たちは茨木市であって、0歳児は無料であ ると。こっちへ来ると、高槻市は有料である。市民の間でも、0歳児の医療費の無料化というのが一体国あるいは都道府県レベルでどういう位置づけにあるかということが十分理解されないまま、高槻でもやってほしいという意見はよくわかるんですが、ここに書かれていますように、まず広域行政でやる。そしてもう一つは、なぜ乳児に限って無料にしなければならないのか。本来ならば医療費というのは、社会主義国じゃないですけれども、全体的に無料であるべきだろうとは考えますが、それは遠い理想論として、なぜ0歳児だけなのか。あるいは乳幼児の中で0歳児はどう位置づけられるのかといったことについて、私自身も考えるところがあり、残念ながら、今回のこの請願の中ではそういった位置づけについても議論されていないということで、私は気持ちそのものはよくわかりますけれども、私の態度としては、こういう福祉の問題に対して一つの私自身の姿勢として、今回これに対しては反対させていただきたいということを表明しておきます。 ○議長(高須賀嘉章) 質疑は尽きたようです。  次に、文教経済委員会委員長の報告を求めます。                 〔石橋 守君登壇〕 ○(石橋 守議員) 文教経済委員会委員長報告を申し上げます。  平成3年12月18日 第7回高槻市議会定例会において本委員会に付託され、閉会中の継続審査事件となりました請願第8号 うの花養護幼稚園希望者全員入園に関する請願については、平成4年1月22日に委員会を開き、審査いたしました。  これより審査経過の概要及び結果について報告を申し上げます。  審査の参考とするため、理事者の意見を求めたところ、うの花養護幼稚園の定員は、高槻市立養護幼稚園条例施行規則第2条に、3歳児は15人、4歳児、5歳児合わせて30人と定められている。ところで、平成4年度3歳児について募集したところ、17人の願書が提出され、その後の就園指導協議会の審議において17人全員うの花へ入園するのが望ましいとの答申を受けた結果、定員を2人上回ることとなった。平成4年度この17人全員を入園させると、平成5年度、6年度とも定員の15人を超えることが推察され、平成6年度の総定員が45人を超えることが十分予想される。  これらの予想のもと、定員を上回る3歳児入園希望者の全員入園は、次に説明する理由から困難と判断するものである。  第1に、施設規模の問題として、現在の9学級45名の規模を超えることは、教室数の不足を来し幼児の安全面からも不可能であり、また敷地の広さから教室等の増設も困難である。第2に、3歳児の障害幼児の保育の受け皿の問題として、うの花のほかに保育所及び私学の幼稚園がある。 すなわち、保育所においては障害児保育の施策があり、私学の幼稚園においても可能な限り受け入れているということで、必ずしもうの花以外に進路が閉ざされた状態にあるとは言えない。  このような事情から、既に発表したとおり、抽せんで入園者を決めていく考えである、との意見表明がありました。  続いて質疑に入り、平成4年度の入園希望者17人全員を入園させると、平成6年度には総定員の45人を超えるとの予想で、現状の施設規模では対応は困難であるとのことであるが、入園希望者や保護者の立場に立って17人全員が入園できるよう措置できないか、またそのために規則を改正するつもりはないか、とただしたところ、障害幼児の保育については抜本的に保育所等の障害児保育を含めて、今後どうあるべきかについて現有施設も考慮して研究課題としたいと考えている。また、障害幼児の保育の重要性は理解しているが、本市の財政負担や教育予算全体の均衡も考慮する必要があり、今回定員を増員するため規則を改正する考えはない、との答弁がありました。  また、平成3年度うの花の4、5歳児の在籍者数は31人で、規則に規定されている定員を超えているがなぜか、とただしたところ、一般園の場合に5歳児全員入園という施策をとっており、それとの整合性を図るため5歳児の障害幼児の全員入園を基本方針に弾力的運用を行っている、との答弁がありました。  このほか各委員から、教育委員会は保育所を所管する市長部局及び私学幼稚園等と連携して、うの花以外でもさらに障害幼児の保育の充実を図り、在宅を余儀なくされることのないよう行政全体としてどう受け入れていくか、総合的な施策を講じるべきであり、請願の趣旨に対しては基本的に賛成であるとの意見。障害幼児の保育、就学前教育を制度的に保障していくという基本的立場から請願の趣旨には賛成であるが、うの花の設立趣旨から就園指導協議会の機能は重要であり、そこでの教育委員会の主体的判断は尊重されるべきであるとの意見。4、5歳児よりも、早期に保育する必要があり、かつ受け皿の少ない3歳児については障害幼児の保育を重点的に保障し、平成4年度の3歳児入園希望者は全員入園させるべきであるとの意見。さらに、平成4年度においてのみ希望者全員の入園措置を行うという意味で賛成する、などの意見表明がありました。  本件については、請願趣旨に沿って対処することを適切とし、採決の結果、全員賛成をもって採択することに決しました。  以上、報告を申し上げます。   平成4年3月4日                      文教経済委員会委員長 石 橋   守 ○議長(高須賀嘉章) 委員長の報告は終わりました。  これより、ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。 ○(岡本嗣郎議員) これは前回と違って、私自身が障害児者に対する対応としては、基本的に、世の中には背の高い人もおれば低い人もいる、あるいは太った人もいればやせた人もいるという中で、我々がいれば障害児者もいる、そういう関係の中でとらえていきたいという考え方からすると、障害幼児だけを集めてという一つのやり方には見解を異にする立場にあるわけです。そういった基本的なところを押さえながら考えていくと、1つは、特にそういう幼児の集団教育という中で、ただでさえ小学校、今は高校まで含めて、1学級の数が多過ぎるという提起がなされていて、今文部省の方もだんだん減らしていこうと。人数が多いというのは、教育効果の面で非常にしんどいところがあるわけです。そういった意味で、15名という設定は、特にこういう幼児に対しての教育効果の問題で僕は設定されているという気がするわけです。そういったところへ、人数が多いから2名ふやしてくれ、これは気持ちとしてわかるんですけれども、じゃ、そういった子供たちを受け入れていく教育現場というのはそれで責任がとれるんだろかという気がします。  もう一つは、高槻でやっているめばえ教室という中で、いろいろな障害というものを早期発見というんですか、それに対応していくわけなんですが、いろいろな事例を聞いていくと、普通の保育園へ行く中で、決して初期に考えられたような障害ではなかったとかいう例が多々見られるという結果も聞いております。そういった意味では、こういう幼児を教育という枠の中でどう対処していくのかという意味では、もっと行政としては保護者との対話、あるいは専門家との対話の中で、適切な一つの方向性というのを見出していく、そういうシステムをもっと充実していく必要があるのではないかと。そういった意味で、僕は、必ずしも多いからといって、今回2名だけ定員増にする──来年どうするのか、再来年どうするのかといった意味で、やはりどこかで厳然としたラインを引かなければならないだろうという気がします。  そういった意味で、今回のこの請願に対しても、私は反対ということで意見表明をさせていただきたいと思います。 ○議長(高須賀嘉章) 質疑は尽きたようです。  これにて質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  以上2件については、直ちに採決することに異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高須賀嘉章) 異議なしと認めます。  よって、以上2件については直ちに採決することに決しました。  これより採決いたします。  請願第7号 0歳児(乳児)医療費無料化の実現を求める請願について、本件に対する委員長の報告は採択であります。本件は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。                  〔賛成者挙手〕 ○議長(高須賀嘉章) 多数賛成と認めます。  よって、請願第7号は委員長の報告のとおり採択することに決しました。  請願第8号 うの花養護幼稚園希望者全員入園に関する請願について、本件に対する委員長の報告は採択であります。本件は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方は挙手を願います。                  〔賛成者挙手〕 ○議長(高須賀嘉章) 多数賛成と認めます。  よって、請願第8号は委員長の報告のとおり採択することに決しました。  日程第7、選挙第1号 淀川右岸水防事務組合議会議員の選挙を行います。            ────────────────────             議案・議事関係書類綴  1ページ参照            ──────────────────── ○議長(高須賀嘉章) 本件は、平成4年3月9日をもって淀川右岸水防事務組合議会議員の任期が満了することにより、淀川右岸水防事務組合規約第6条の規定により、淀川右岸水防事務組合議会の議員3名の選挙を行うものであります。  ただし、うち1名は市長の推薦する候補者をもって選挙するものです。その推薦候補者は別紙お手元にご配付申し上げているとおりでございます。  お諮りいたします。  この選挙の方法についてお伺いいたします。              〔源久忠仁君「議長、動議」と呼ぶ〕 ○議長(高須賀嘉章) 源久忠仁君。 ○(源久忠仁議員) この際動議を提出いたします。  この選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によられんことを望みます。 ○(石橋 守議員) 今提案がありました源久議員の動議に賛成いたします。 ○(尾崎 勉議員) ただいまの源久議員の動議に賛成いたします。 ○議長(高須賀嘉章) ただいま源久忠仁君から、淀川右岸水防事務組合議会議員の選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によられたいとの動議が提出され、所定の賛成者がありますので、動議は成立いたしました。  よって、本動議を直ちに議題とし、採決いたします。  お諮りいたします。  本動議のとおり決することに異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高須賀嘉章) 異議なしと認めます。  よって、淀川右岸水防事務組合議会議員の選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によられたいとの動議は可決されました。  お諮りいたします。  議長において指名することにいたしたいと思います。これに異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高須賀嘉章) 異議なしと認めます。  よって、議長において指名することに決しました。  これより指名いたします。  淀川右岸水防事務組合議会議員に市田忠夫君、宮下 彰君、吉崎定治君を指名いたします。  なお、吉崎定治君は市長の推薦候補者であります。  お諮りいたします。  ただいま議長において指名いたしました以上の諸君を淀川右岸水防事務組合議会議員の当選人と定めることに異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高須賀嘉章) 異議なしと認めます。  よって、ただいま指名いたしました以上の諸君が淀川右岸水防事務組合議会議員に当選されました。  ただいま淀川右岸水防事務組合議会議員に当選されました諸君に、本席から会議規則第32条第2項の規定により、当選を告知いたします。
     日程第8、報告第1号 平成3年度高槻市国民健康保険特別会計補正予算(第5号)の専決処分報告についてを議題といたします。             ────────────────────              議案・議事関係書類綴  3ページ参照             ──────────────────── ○議長(高須賀嘉章) 提案理由の説明を求めます。               〔保健医療監 山本香憲君登壇〕 ○保健医療監(山本香憲) ただいま議題に供されました報告第1号 平成3年度高槻市国民健 康保険特別会計補正予算(第5号)の専決処分報告についてご説明申し上げます。  本件につきましては、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分し、同条第3項の規定に基づき議会に報告し、承認を得ようとするものでございます。  このたびの補正予算は、会計検査院の検査により、国、府への返還金が生じ、その補てんのため所要の補正を行うべく、専決処分いたしたものでございます。  それでは、お手元の補正予算書1ページをごらんいただきたいと存じます。  このたびの補正予算は、補正予算書第1条にありますように、歳入歳出それぞれ8,751万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ134億6,410万円にいたそうとするものでございます。  以上、まことに簡単な説明ではございますが、よろしくご承認賜りますようお願いいたします。 ○議長(高須賀嘉章) 提案理由の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。                〔「な  し」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高須賀嘉章) 質疑はないようです。  これにて質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  本件については委員会の付託を省略し、直ちに採決することに異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高須賀嘉章) 異議なしと認めます。  よって、本件については委員会の付託を省略し、直ちに採決することに決しました。  これより採決いたします。  報告第1号 平成3年度高槻市国民健康保険特別会計補正予算(第5号)の専決処分報告については、報告のとおり承認することに賛成の方は挙手を願います。                   〔賛成者挙手〕 ○議長(高須賀嘉章) 全員賛成と認めます。  よって、報告第1号は報告のとおり承認することに決しました。  日程第9、議案第1号 一般職の職員等に支給する期末手当の臨時特例に関する条例制定についてを議題といたします。             ────────────────────              議案・議事関係書類綴  6ページ参照             ──────────────────── ○議長(高須賀嘉章) 提案理由の説明を求めます。                〔市長公室長 谷知昭典君登壇〕 ○市長公室長(谷知昭典) ただいま議題に供されました議案第1号 一般職の職員等に支給する期末手当の臨時特例に関する条例の制定につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。  本件につきましては、さきに支給いたしました平成3年12月1日を基準日として一般職の職員等に支給する年末一時金についての期末手当に関しまして、府下近隣都市の支給状況等を踏まえつつ、その均衡等をも考慮いたしまして、今年度限りの処理として、年末一時金の期末手当の支給率を引き上げようとするものでございます。  なお、年末一時金についての条例提案がこの時期になりましたのは、当初の支給予定日において、府下近隣都市の支給状況が未確定であったことなどのため、職員団体とも懸案事項として継続して協議を行っていたものが、12月議会終了後の年末に至って確定し、決着したことによるものでございます。  条例の内容といたしましては、まず、第1条におきましては、本特例条例の趣旨でございますが、平成3年12月1日を基準日として支給する期末手当に関して、一般職の職員の給与に関する条例等の適用の特例条例を定めようとする旨を定めております。  次に、第2条におきましては、当該期末手当の支給率を0.1か月分を上積みし、2.2か月とするものでございます。  また、3条におきましては、議会の議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の当該支給率も同様に0.1か月分上積みし、2.8か月とするものでございます。  なお、附則といたしましては、この特例条例は平成3年12月1日から適用すること、並びにさきに支払われております期末手当は、この条例の規定による期末手当の内払いとみなす定めをしたものでございます。  以上、甚だ簡単な説明でございますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○議長(高須賀嘉章) 提案理由の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。                〔「な  し」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高須賀嘉章) 質疑はないようです。  これにて質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  本件については委員会の付託を省略し、直ちに採決することに異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高須賀嘉章) 異議なしと認めます。  よって、本件については委員会の付託を省略し、直ちに採決することに決しました。  これより採決いたします。  議案第1号 一般職の職員等に支給する期末手当の臨時特例に関する条例制定については、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。                   〔賛成者挙手〕 ○議長(高須賀嘉章) 全員賛成と認めます。  よって、議案第1号は原案のとおり可決されました。  この際お諮りいたします。  日程第10から日程第14に至る5件はいずれも同種の事件でありますので、以上5件を一括議題といたしたいと思います。これに異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高須賀嘉章) 異議なしと認めます。  よって、以上5件を一括議題とすることに決しました。  日程第10、議案第2号 平成4年度高槻市ごみ処理施設定期検査修理工事請負契約締結について、日程第11、議案第3号 高槻市立養護老人ホーム改築その他工事請負契約締結について、日程第12、議案第4号 高槻市立養護老人ホーム改築その他に伴う電気設備工事請負契約締結について、日程第13、議案第5号 高槻市立養護老人ホーム改築その他に伴う機械設備工事請負契約締結について、日程第14、議案第6号 高槻市立阿武山中学校校舎買収について、以上5件を一括議題といたします。             ────────────────────              議案・議事関係書類綴  8ページ参照             ──────────────────── ○議長(高須賀嘉章) 順次提案理由の説明を求めます。                〔財務部長 奥田晴基君登壇〕 ○財務部長(奥田晴基) ただいま議題に供されました議案第2号から議案第6号までの5件につきまして、順次提案理由のご説明を申し上げます。  最初に、議案第2号 平成4年度高槻市ごみ処理施設定期検査修理工事請負契約締結についてご説明申し上げます。  本工事の内容は、法定検査のほか、平成4年度には燃焼設備内の耐火物の一部取りかえ工事、受け入れ供給設備のごみクレーン装置、及び灰出し設備の灰出し装置の補修が主なものでございます。  この工事につきましては、従来は当該年度において工事発注をいたしておりましたが、予想さ れますごみ量の増加に伴い、従来の6月から3月までの工期内では支障が生じるため、年度当初から工事が行えるよう、債務負担行為により発注するものでございます。  また、本工事は、焼却炉全体にわたる組織的な技術の蓄積とともに、焼却炉の構造、及び材質の面からも、特殊な技術を必要といたしますので、本焼却炉の構造に最も精通している業者に発注することが、その性質、目的からしましても肝要であると判断し、地方自治法施行令第167条の2第1項第2号の規定に基づき、随意契約を締結するものでございます。  この契約につきましては、4億5,526万円をもちまして、横浜市鶴見区小野町61番1号、日本鋼管重工サービス株式会社代表取締役 美野川邦久氏に決定し、現在仮契約中でございます。  この工事の完工期日は、平成5年3月15日といたしております。
     次に、議案第3号 高槻市立養護老人ホーム改築その他工事請負契約締結についてご説明を申し上げます。  本工事の主な内容は、大字奈佐原地内において改築する、鉄筋コンクリートづくり2階建て、述べ床面積3,296.45平方メートルの養護老人ホーム施設等の改築工事でございます。各階の主要な配置につきましては、1階には、機械室、電気室、食堂、厨房、談話室、クラブ室、医務室、男女浴室、ショートステー用4室、及び居室22室などでございます。2階には、玄関、ロビー、事務室、日常動作訓練室、介護者教室兼健康チェック室、相談室、集会室、一般浴室、特別浴室、及び居室28室などでございます。  この契約につきましては、10共同企業体により、平成4年2月10日に入札を執行しましたところ、不調に終わりましたので、地方自治法施行令第167条の2第1項第6号の規定に基づき、最低価格入札者と随意契約により契約を締結するものでございます。  契約金額8億134万円をもちまして、大末彈共同企業体、代表者 大阪市福島区福島六丁目8番10号、大末建設株式会社代表取締役 田尻孝夫氏、構成員 高槻市氷室町三丁目33番1号、株式会社彈建設代表取締役 中川保彈氏に決定し、現在仮契約中でございます。  この工事の完工期日は、平成5年3月15日といたしております。  次に、議案第4号 高槻市立養護老人ホーム改築その他に伴う電気設備工事請負契約締結についてご説明を申し上げます。  本工事の内容は、養護老人ホーム改築その他工事に係る電気設備工事で、電灯設備、高圧受変電設備、自家発電機設備などの電力設備工事、電話設備、放送設備などの通信設備工事、及び自動火災報知設備、防火扉自閉設備などの防災設備工事が主なものでございます。  この契約につきましては、10共同企業体により、平成4年2月10日に入札を執行いたしました結果、1億7,407万円をもちまして、大栄浜田共同企業体、代表者 大阪市西区京町堀一 目12番14号、大栄電気株式会社大阪支店取締役支店長 佐藤宣行氏、構成員 高槻市真上町一丁目3番1号、浜田電気工業株式会社代表取締役 浜田実男氏に決定し、現在仮契約中でございます。  この工事の完工期日は、平成5年3月15日といたしております。  次に、議案第5号 高槻市立養護老人ホーム改築その他に伴う機械設備工事請負契約締結についてご説明を申し上げます。  本工事の内容は、養護老人ホーム改築その他工事に係る機械設備工事で、衛生器具設備工事、給配水設備工事、給湯設備工事、消火設備工事、及び空調換気設備工事が主なものでございます。  この契約につきましては、10共同企業体により、平成4年2月10日に入札を執行しましたところ、不調に終わりましたので、地方自治法施行令第167条の2第1項第6号の規定に基づき、最低価格入札者と随意契約により契約を締結するものでございます。  契約金額は、3億6,874万円をもちまして、トーヨコ理研アイテック共同企業体、代表者 大阪市中央区淡路町三丁目3番7号、株式会社トーヨコ理研大阪支店常務取締役支店長 舟見幸照氏、構成員 高槻市上田辺町4番1号、アイテック株式会社代表取締役 前田照美氏に決定し、現在仮契約中でございます。  この工事の完工期日は、平成5年3月15日といたしております。  次に、議案第6号 高槻市立阿武山中学校校舎買収について提案理由のご説明を申し上げます。  所在地は、高槻市奈佐原一丁目2番1号でございまして、買収いたします校舎の延べ床面積は694.48平方メートルでございます。  規模といたしましては、参考図にもございますように、増築分の校舎、鉄筋コンクリートづくり4階建てで、普通教室4室、特別教室2室でございます。  買収予定価格といたしましては、1億2,704万4,466円でございます。その支払い方法につきましては、国庫補助金、起債相当額の2分の1を平成5年度に支払い、その残額を平成6年度に支払うものでございます。また、国庫補助金、起債相当額以外の額を平成7年度から平成8年度までに半年賦元利均等割賦により支払うものでございます。  所有者は、大阪市城東区森ノ宮一丁目6番85号、住宅・都市整備公団関西支社でございます。  以上5件、まことに簡単な説明でございますが、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(高須賀嘉章) 提案理由の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  まず、議案第2号 平成4年度高槻市ごみ処理施設定期検査修理工事請負契約締結について。               〔「な  し」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高須賀嘉章) 質疑はないようです。  次に、議案第3号 高槻市立養護老人ホーム改築その他工事請負契約締結について。 ○(岡本嗣郎議員) この養護老人ホームについては、以前からいわくつきで、既に数年前に本当は、これ、できておった話なんですが、府との関係でおくれてきた。今回はそれを保障した府すらも手がでないというんですか、厚生省の都合で、やっとここまでこぎつけたということで、どうなるんだと思いながら、ほっとしているんですが、これは予算にも上がってますけれども、一応お伺いしておきたいんですが、今回の厚生省並びに府の一つの方針というものが、これはとっかかりだけの話なんですが、来年度以降どういう展開をしていくのかということを一つ確認しておきたい。  それともう一つは、これと同時に、3つ目もそうなんですが、入札が不調に終わっているということなんですね。この不調に終わっているということを流れの中で考えていきますと、高槻市は幸いにしてなかったんですが、全国、一時バブル経済が膨張していく中で、公共工事そのものが入札不調に終わったということが非常に多々見られて、小学校が建たない、中学校が建たないということが見られたわけですね。それは公共工事の価格が低過ぎるということで、民間業者が乗ってこなかったという傾向の中で生じた現象だろうと。高槻市で身近に言えば、前回のごみ焼却場についても、あの230億という価格が果たして入札されるんだろうか、不調に終わるんじゃないかという危惧もあったわけです。幸い2回目で落札されたという、こういった経過を踏まえて考えてくると、今回の2つ不調に終わったということは、一体現象的にどういうことを意味しているのかというのをどのように当局はとらえていらっしゃるか、そのあたりの説明をお願いしておきたいと思います。 ○民生部長(橋長 勉) 来年度以降どうなっていくのかというご質問でございますが、今回5%の枠を確保していただいたわけでございますが、残りの95%につきましては新年度で対応してまいると、こういう考えでおりますので、よろしくお願いいたします。 ○建設部長(近藤富彦) 岡本議員の2問目にお答えさせていただきます。  確かに本件、提案させていただいておる老人ホーム3件のうち、2件不調に終わっておりますけれども、建築関係で我々の方で発注するのは年間大体90件ございます。そのうち、今回の2件を含めまして、現在まで4件の不調が出ております。パーセントにいたしましては96%が順調に落札したところであります。  いろいろな原因があろうかと思うんですけれども、議員もおっしゃっていますように、2年ほど前のいわゆるバブル経済の末期におきまして、建築工事、特に民間の発注工事の増大に伴いまして、鉄筋工とか、仮枠大工などの職人不足による人件費の高騰、それによって起こった建築工 事費の上昇には、高槻市も含めて、各自治体はその対応に苦慮してきたわけでございます。我々といたしましては、いろいろ単価を設定する場合におきましては、国庫補助でございますと、当然会計検査院もございます。それらの対応につきましては、刊行物とか、そういうもので一応積算をするわけでございまして、あと専門のメーカーなりから、一応何社か見積りを取りまして、その中で十分精査して単価を入れております。今回につきましても、当然入札でございますので、我々の方としても、何が原因でこういう状態になったかということは、今後調査をしてまいりたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○(岡本嗣郎議員) 第1点なんですが、どうもごみ焼却場といい、保健センターといい、厚生省のこの間の姿勢というのは、僕は余り信用してないわけです。かなり不安感を持っているわけです。今年度ぎりぎりで5%の枠を確保した。残り95%、一応新年度予算で組んであるということなんだけれども、これはあくまで予測の話になってくるわけで、今回の補正でも国庫補助金なり負担金というのは削られて、できなくなっている。都合によってできなくなっているという場合と、後で聞いてみないとわかりませんが、文部省であったり、ほかの上の方の都合でなくなったりすると。あるいは逆に言えば、この養護老人ホームにしても、一応こっちはこっちで予定を立てているけれども、向こう側の都合で、補助金を分割払いにするとか何とかで、こっちの計画が延びていく。それはテクニックで何とかなるんでしょうけれども、そういった危惧はないのかどうか、その辺についお伺いしたい。  それと、今回のこの入札が不調に終わったということが、一定のバブルの流れ、あるいはごみ焼却炉、あれは特殊な一つの世界なんですが、そういった流れとは全く違うところで今回起きているというふうに部長の答弁では解釈したんですが、高槻市でも大体96%は入札は成立しているけれども、やっぱり4%ぐらいの不調はあるという中で、それは建設部は一定の積算根拠を厳密に検討しながら一応の価格の想定をされると思うんですが、一つ、これは予測の話になってきますけれども、私なんかが以前経験した、あるいは業者の話を聞いている中で、公共工事を落札することにより、自分ところの一つの実績というものを上げながら仕事をしていくという傾向にあるように聞いたことがあるんですが、そういった関係から見て、今のところ公共工事そのものが自分ところの企業にとってステータスにならないと。だから、かなり向こうもシビアな計算をしてくるという、この流れはそういうこととの関係にあるのかどうか、その辺は判断の問題ですが、それはいかがなのか聞いておきたいと思います。 ○民生部長(橋長 勉) 来年度の保障の問題でございますけれども、常識的な考えといたしましては、やはり継続事業の場合、初年度そういった補助がつけば、次年度──最終年度もつくということが一般的な常識だろうというふうに私どもは考えるわけです。そういったこともござい ましたので、今年度流れては困るということで、大阪府にも積極的な働きかけをし、国にお願いしていただいた。その中で、私どもも、府との確認では、この5%が確保できたということは、当然95%は新年度でつけてもらえると、こういう確認のもとにやっておりますので、よろしくお願いいたします。 ○財務部長(奥田晴基) 公共工事の落札がある会社にとって一定のステータス、メリットといいますか、そういったものに益するかどうかというのは、それは全く各企業の事情によるものだというふうに考えておりまして、例えばの話でございますけれども、公共工事の指名手続をしたということだけをもって一定のステータスだというふうに考える企業もございましょうし、落札実績をもって一定の信用度、実力等を証明できるんだというふうにお考えの企業もあると思いますので、その点については本市としてははかりかねますので、よろしくお願いいたします。 ○(岡本嗣郎議員) あえてこの間の厚生省のことなので、心配して質問しているわけで、府も確約したと。以前も府が確約してくれて、つぶれたわけですから、それは信用せざるを得ないんですが、できるだけ、こんだけもめてきましたから、こちらが頑張ってどうなるものでもないですけれども、当局の頑張りに期待しておきたい。  2点目については、今回の不調が今までの流れの中での話じゃないということは理解するものの、じゃ、なぜなのかということについては、まあ、不調が起こり得ることはあるんだろうけれども、今回の事態の分析というものを今後お願いして、質問を終わらせていただきます。 ○(鳥本高男議員) 1つの物件で、分離発注の関係でしょうけれども、不調に終わるというのは大変気になるわけです。昨年からも本市で何件か工事発注をやっておりますけれども、単価設定についても、先ほど建設部長から答弁あったように、かなりシビアにやっておるということでありますが、しかし、不調に終わるということになりますと、最低落札者との金額の開きというのはどれぐらいあったのか。我々から言いますと、高槻市の予定する金額の最高額でこの仕事をしていくと、こういうことになるわけですね。こういうことが続きますと、入札のメリットというのはないんではないかと。そういう傾向がふえるのではないかと心配するわけでありまして、その辺で、特にこの養護老人ホームについては、価格について特別の設定をしたというぐあいには考えにくいわけでありますが、しかし、10共同企業体を編成し、それも高槻市の指導によって編成をされるんでしょうけれども、そういった業者選考だとか、いろいろの過程の中でこういった不調というのが出てくると。それに金額の開きがあれば、我々としてはでき上がるものについて一つの危惧を抱くわけでありまして、余りにも最低落札の金額と市の予定金額に差がありますと、向こうの考え方を尊重すれば、どこかで工事の切り下げをしなければそれに合わないということになりましょうし、市の金額に合わすということは。だから設定金額に無理があるのか、それとも企 業のそういった入札の行為がそういうところに至らないのか、その辺も含めて、もう少し詳しくご説明をいただきたい。 ○財務部長(奥田晴基) 具体的な入札過程におきます予定価格と、最低入札者との差については、ちょっとお答えをいたしかねるところでございます。  ただ、今おっしゃいましたように、差があり過ぎるのに随意契約等で無理に契約に押し込んだといった実態があった場合は後に響くのではないかと、完成に響くのではないかというご心配でございます。これにつきましては、法的な定めにおきましては、再度入札、すなわち2回目の入札をして、それにおいて落札者がない場合は随契ができると、そういった規定になっておりますけれども、今回のように、3回入札をして、その上で随意契約の手続をとったものでございますが、この随意契約に入りますに際しましても、ご心配いただいておりますように、仕様そのものは変えられないわけでございますから、相手においても随契に入るかどうかを受け入れる自由がございますので、そういったことで、とてもついていけないというふうな状況でございましたら、当然辞退されるわけでございますから、そのときは再度公告ということで、条件、それから入札参加者も全く見直した形で入札を執行しなければならない。そういった形で、決して無理はないというふうに考えております。ただ、ご心配されておりますようなことにつきましては、そういうことがないように注意しなければいけませんので、現場における監督、検査、そういった段階において、指定しております条件に合っているかどうか、これは厳格に注意していく必要がある、そのようにさせていただきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いします。 ○建設部長(近藤富彦) 単価の関係につきまして、私の方からお答えさせていただきます。  先ほども岡本議員のところでお答えさせていただいたんですけれども、やはり国庫補助金がございますので、当然会計検査がございます。その中では、会計検査の指摘がよくあるんですけれども、今鳥本議員もおっしゃったように、無理な発注しているのと違うかというようなこともよくございます。先ほども言いましたように、我々といたしましては、いろいろ建設物価とか、そういう本を2冊なり3冊なり検討いたしまして、またどうしても主要資材につきましては、速報版とかということで、できるだけ近い情報というものをつかんでいくように努力しております。  また、専業メーカーの見積もりを取る部分につきましても、3社以上を取るようにいたしまして、それらを十分精査してやっておりますので、単価につきましては我々としては自信を持っておりますので、よろしくお願いいたします。 ○(鳥本高男議員) ただいまご答弁をいただいたんですが、単価設定については自信を持っておるということで、しかし、結果としては不調に終わっておると。しかし、最低金額が何ぼであって、今回の金額が何ぼやということはここで答弁するわけにいかんと。とにかく市を信用してこれに手 を挙げと、こういう話になるわけですね。だけど、議会で審議する以上は、本来はやはり我々が理解できて、そして手を挙げるということでなければ、それは信用してもろうたらええがなということになろうと思いますが、しかし、公共事業というのは、一つは厳密に対応していただくということもありましょうが、入札の金額と随契の金額に開きがあれば、その間をどこかで埋めるというのが通常の考え方なんです。何らかの形で埋めるというのが。それは企業の利益の部分を最小限に抑えてということになろうと思いますが、しかし、できたらそういった内容も十分我々が理解できて、そして最悪随契になりましょうか、こういう形は余り好ましい方向ではありません。市としては、工事の監督なり管理なりはやられると思います。だから、我々としては十分そういった仕様に合った内容で仕上がるように、今後大いに管理その他をやっていただくということ以外にないんですが、しかし、入札企業の選定だとか、それからジョイントの編成だとか、そういうことについては市の指導に基づいてやられるわけですから、その辺も含めていろいろと、予定金額以内で入札がうまくいけるようにあらゆる努力を払っていただきたいということで終わります。 ○議長(高須賀嘉章) 質疑は尽きたようです。  次に、議案第4号 高槻市立養護老人ホーム改築その他に伴う電気設備工事請負契約締結について。               〔「な  し」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高須賀嘉章) 質疑はないようです。  次に、議案第5号 高槻市立養護老人ホーム改築その他に伴う機械設備工事請負契約締結について。               〔「な  し」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高須賀嘉章) 質疑はないようです。  次に、議案第6号 高槻市立阿武山中学校校舎買収について。               〔「な  し」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高須賀嘉章) 質疑はないようです。  これにて質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  以上5件については委員会の付託を省略し、直ちに採決することに異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高須賀嘉章) 異議なしと認めます。  よって、以上5件については委員会の付託を省略し、直ちに採決することに決しました。  これより採決いたします。  議案第2号 平成4年度高槻市ごみ処理施設定期検査修理工事請負契約締結については、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。                  〔賛成者挙手〕 ○議長(高須賀嘉章) 全員賛成と認めます。  よって、議案第2号は原案のとおり可決されました。  議案第3号 高槻市立養護老人ホーム改築その他工事請負契約締結については、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。                  〔賛成者挙手〕 ○議長(高須賀嘉章) 全員賛成と認めます。  よって、議案第3号は原案のとおり可決されました。  議案第4号 高槻市立養護老人ホーム改築その他に伴う電気設備工事請負契約締結については、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。                  〔賛成者挙手〕 ○議長(高須賀嘉章) 全員賛成と認めます。  よって、議案第4号は原案のとおり可決されました。  議案第5号 高槻市立養護老人ホーム改築その他に伴う機械設備工事請負契約締結については、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。                  〔賛成者挙手〕 ○議長(高須賀嘉章) 全員賛成と認めます。  よって、議案第5号は原案のとおり可決されました。  議案第6号 高槻市立阿武山中学校校舎買収については、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。                  〔賛成者挙手〕
    ○議長(高須賀嘉章) 全員賛成と認めます。  よって、議案第6号は原案のとおり可決されました。  この際お諮りいたします。  日程第15から日程第26に至る12件はいずれも補正予算案でありますので、以上12件を一括議題といたしたいと思います。これに異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高須賀嘉章) 異議なしと認めます。  よって、以上12件を一括議題とすることに決しました。 日程第15、議案第7号 平成3年度高槻市一般会計補正予算(第5号)について、日程第16、議案第8号 平成3年度高槻市公園墓地特別会計補正予算(第2号)について、日程第17、議案第9号 平成3年度高槻市駐車場特別会計補正予算(第1号)について、日程第18、議案第10号 平成3年度高槻市公共下水道特別会計補正予算(第3号)について、日程第19、議案第11号 平成3年度高槻市国民健康保険特別会計補正予算(第6号)について、日程第20、議案第12号 平成3年度高槻市老人保健特別会計補正予算(第2号)について、日程第21、議案第13号 平成3年度高槻市交通災害共済特別会計補正予算(第2号)について、日程第22、議案第14号 平成3年度高槻市火災共済特別会計補正予算(第2号)について、日程第23、議案第15号 平成3年度高槻市農業共済特別会計補正予算(第3号)について、日程第24、議案第16号 平成3年度高槻市財産区会計補正予算(第3号)について、日程第25、議案第17号 平成3年度高槻市自動車運送事業会計補正予算(第4号)について、日程第26、議案第18号 平成3年度高槻市水道事業会計補正予算(第4号)について、以上12件を一括議題といたします。             ────────────────────              議案・議事関係書類綴 17ページ参照             ──────────────────── ○議長(高須賀嘉章) 順次提案理由の説明を求めます。                〔財務部長 奥田晴基君登壇〕 ○財務部長(奥田晴基) ただいま議題に供されました議案第7号 平成3年度高槻市一般会計補正予算(第5号)について、提案理由のご説明を申し上げます。  今回の補正予算につきましては、国庫支出金、府支出金、地方債などの依存財源の一部について、いまだ確定していないものもございますが、需用費の調整、精算を行うとともに、昨年12月の補正以後の執行予定、及び収入見込み等を再精査いたしまして、編成いたしたところでございます。  その概要でございますが、歳入では、利子割交付金や国・府支出金の一部の減額のほか、市税、財産収入、繰入金、諸収入などで増加が見込まれるところでございます。一方、歳出では、退職手当の不足見込み分の追加を初め、各種経費の過不足の精算を行うとともに、土地開発公社の先行取得用地の買い取りをいたそうとするものでございます。  それでは、補正予算書3ページをお開き願います。  今回の補正予算は、歳入歳出それぞれ10億4,786万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ959億9,106万3,000円にいたそうとするものでございます。  款項別の内容は、5ページ以下の第1表に示すとおりでございますが、主な内容は後ほどご説明申し上げます。  10ページの第2表 継続費補正は、契約により事業総額が決定したこと、また国の補助金等の動向などにより、年割額の変更が生じたことによるものでございます。  11ページの第3表 繰越明許費でございますが、土木費 道路橋梁費の富田町201号線改良工事、及び春日町西冠線改良工事につきましては、地権者との用地確定に時間を要したため、阿武山線改良工事につきましては、他工事等との出会いの関係で繰り越すものでございます。名神高速道路改築関連工事負担金は、道路公団の工事の遅延により、また次郎四郎橋改築工事負担金は、建設省の工事予定変更に伴い、それぞれ繰り越すものでございます。教育費 中学校費の阿武野中学校運動場整備工事につきましては、国有地買収に伴う公共減免を受けるため、急遽敷地の一部を整備する必要が生じたため、3月補正で予算を計上し、繰り越しをお願いするものでございます。  12ページの第4表 債務負担行為補正は、神安土地改良区が施工する大冠北支線水路改良事業、高槻市東部土地改良区が施工する前島地区集落排水事業に充てるための借入金の変更に伴う補正を行おうとするものでございます。  次に、13ページの第5表 地方債補正は、事業費等の変更に伴い、起債許可予定額の見込みについて精算を行い、補正をいたすものでございます。  続きまして、歳入歳出予算の補正内容について、主要なものを款別にご説明申し上げます。  別冊の補正予算説明書の歳出から申し上げます。  まず、39ページ以下の総務費でございます。  総務管理費 一般管理費の職員手当等の増額は、期末手当の追加分、及び退職手当の不足見込み分等の補正でございます。41ページの公有財産購入費は、庁舎北側の総合センター敷地用地の一部を購入するための経費でございます。繰出金の減額は、駐車場特別会計への繰出金を紺屋町駐車場の使用料の収入増等に伴い全額減額したこと等に伴うものでございます。46ページの交通安全対策費の工事請負費の減額は、補助対象事業郡家茨木線の一部減額のほか、南平台日吉台1号線等の歩道設置工事の精算によるものでございます。49ページの文化振興費の備品購入費の減額は、文化ホールの備品の一部について精算があったことに伴うもので、積立金は、文化ホール建設積立基金の利子を基金に積み立てるものでございます。なお、この基金は3月末で廃止するものでございます。50ページの総合センター建設費の委託料及び工事請負費の減額は、本年度執行予定額の精算を行うものでございます。積立金は、総合センター建設積立基金の利子を精算して積み立てるものでございます。  次に、民生費にまいります。  56ページの社会福祉費の社会福祉総務費の積立金は、福祉施設建設積立基金に指定寄附金及び養護老人ホーム建設費充当財源の年度間調整分を積み立てるとともに、利子の精算を行うものでございます。繰出金としては、国民健康保険特別会計に対して、当該会計から国、府への返還金、及び保険料値上げ抑制に係る財源補てん分など、老人保健特別会計に対しては、医療費実績見込額増に伴う精算分をそれぞれ一般会計から繰り出すものでございます。59ページの福祉事務所費の扶助費の増額は、老人ホーム入所措置単価の改定、及び対象者数の増による老人保護措置費等の精算に伴うものでございます。62ページの老人福祉施設費の工事請負費の減額は、継続費による養護老人ホーム等新築に伴う今年度執行予定額の精算によるものでございます。63ページの国民年金の需用費の増額は、国民年金印紙購入代金の精算増加分でございます。66ページの児童福祉施設費の公有財産購入費は、願行寺保育所移転に伴う用地の購入費でございます。  次に、衛生費でございます。  70ページの保健衛生費 保健衛生総務費の工事請負費の減額は、仮称総合保健福祉センター新築に伴う本年度執行予定額の精算に伴うものでございます。  次に、農林水産業費でございます。  79ページの農業費 農業振興費の負担金補助及び交付金の減額は、補助事業の精算及び農業農村活性化農業構造改善事業の事業年度変更に伴う補助金の精算分でございます。  次に、土木費でございます。  85ページの道路橋梁費 道路新設改良費の工事請負費の減額は、阿武野奈佐原線改良工事ほか、9路線の工事費の精算でございます。公有財産購入費は、補助金の確定に伴う岡本郡家本町線ほか3路線の精算分と、10路線の公社先行取得用地の買い戻しに必要な経費を計上いたしております。87ページの河川費 河川総務費の公有財産購入費は、日野川水路敷の土地開発公社先行取得用地の買い戻しに要する経費でございます。89ページの都市計画費 街路事業費は、上田辺芥川線の補助事業の増額や、富田芝生線、及び下の口日吉台線の補助事業の減額等、国庫補助基本額の確定、並びに用地費、補償費等の執行に伴う組みかえを行うとともに、大阪府からの委託事業であります富田奈佐原線、枚方高槻線の減額等の精算も行っております。  次に、消防費でございます。  94ページの消防費 消防施設費の工事請負費の減額は、西分署庁舎新築等の工事請負費の精算分でございます。  次に、教育費でございます。  102ページの中学校費 学校建設費の工事請負費は、阿武山中学校校舎増築工事費の精算に 伴う減額と、国有地買収条件に基づく阿武野中学校運動場整備工事費の追加分でございます。公有財産購入費は、阿武野中学校国有地買収費の精算でございます。  次に、諸支出金でございます。  111ページの諸費の役務費は、公社が行った代替地取得、またはあっせんに係る年間分の手数料、負担金補助及び交付金は、土地開発公社派遣職員に対する人件費負担金の精算追加分でございます。積立金のうち、公共施設整備基金は、利子相当額のほか、財産区繰入金相当額、及び宅地等開発収入相当額を合わせて積み立てるものでございます。財政調整基金は、文化ホール建設積立基金廃止に伴う残額相当額と利子相当額を積み立てるものでございます。  次に、歳入について申し上げます。  市税は5ページからでございます。市税につきましては、法人の市民税で中小法人の調定が順調に推移していることや、税目全般にわたる収入状況を勘案いたしまして、補正計上するものでございます。  8ページの利子割交付金につきましては、大阪府の府民税利子割収入の決算見込額に基づいて交付金の見直しを行い、減額補正を行うものでございます。  9ページ以下の分担金及び負担金、並びに使用料及び手数料につきましては、それぞれの収入見込額に基づいて所要の補正を行うものでございます。  14ページから26ページまでの国庫支出金、府支出金につきましても、今年度の対象事業費等の決定、及び府委託事業費の変更に伴い、それぞれ精算いたすものでございます。  27ページの財産収入 財産運用収入の利子及び配当金は、各種基金の利子の精算でございます。  30ページの繰入金 基金繰入金のうち、財政調整基金取り崩しは、国民健康保険特別会計への繰出金の財源の一部として、福祉施設建設積立基金は、養護老人ホーム新築工事の進捗状況に応じて取り崩し予定額を減額するものでございます。文化ホール建設積立基金は、基金の廃止に伴う残額を、総合センター建設積立基金は、総合センター用地を購入するため、基金を取り崩し、繰り入れするものでございます。他会計繰入金の財産区会計繰入金は、大字岡本財産区の不動産売却に伴うものでございます。  32ページの諸収入 貸付金元利収入の高槻市土地開発公社貸付金返還収入は、土地開発公社に対して貸し付けた貸付金に対する利子の精算でございます。  35ページの市債は、それぞれ対象事業費の確定に伴う現時点での許可見込み等を精算するものでございます。  以上、まことに簡単な説明でございますが、よろしくお願い申し上げます。              〔環境衛生部次長 安傷信夫君登壇〕 ○環境衛生部次長(安塲信夫) ただいま議題に供されました議案第8号 平成3年度高槻市公園墓地特別会計補正予算(第2号)につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  補正予算書17ページをごらん願います。  今回補正を行います額は、第1条に掲げておりますとおり、歳入歳出それぞれ252万5,000円を増額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ3,947万7,000円に定めようとするものであります。  主な補正内容でございますが、歳入では、決算確定に伴います精算としまして、前年度繰越金の増収分を補正しようとするものでございます。  歳出では、公園墓地の緑地として修景上必要な場所におきまして、松くい虫の被害が相当な状態に至ったため、やむを得ず被害木の伐採処理を行い、松くい虫を除去するとともに、今後の被害発生をできるだけ少なくするため、委託料を計上いたそうとするものでございます。  以上、まことに簡単な説明でございますが、よろしくお願いいたします。               〔建設部長 近藤富彦君登壇〕 ○建設部長(近藤富彦) ただいま議題に供されました議案第9号 平成3年度高槻市駐車場特別会補正予算(第1号)につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。  予算書の21ページをお開き願いたいと存じます。  今回補正いたします金額は、2,084万9,000円の増額でございまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ2億1,597万2,000円とするものでございます。  次に、内容について簡単にご説明申し上げます。  予算書22ページをごらんいただきたいと存じます。  まず、歳入についてでございますが、駐車場の使用料収入の増収を見込んでおります。これは主に市営紺屋町駐車場の利用率の上昇によるものでございます。これに伴い、当初予定いたしておりました一般会計よりの繰入金3,900万円の全額を減額いたします。さらに、昨年度よりの繰越金を計上させていただき、総額2,084万9,000円の増額をお願いするものでございます。  歳出につきましては、施設管理運営委託料を若干増額させていただき、残る歳入増額分を予備費に計上させていただくものでございます。  以上、簡単な説明でございますが、よろしくお願い申し上げます。               〔下水道部長 山本宏道君登壇〕 ○下水道部長(山本宏道) ただいま議題に供されました議案第10号 平成3年度高槻市公共下水道特別会計補正予算(第3号)について、提案理由のご説明を申し上げます。  補正予算書25ページ以下でございます。  今回補正計上いたしております主な内容といたしましては、まず、歳出では、国庫補助対象事業を含む建設事業費の組みかえ、及び流域下水道建設負担金の確定に伴う追加、並びに流域下水道組合運営負担金の確定に伴う減額のほか、水洗便所改造資金貸付金の減額と長期利子の追加などの精算でございます。  続きまして、歳入でございますが、受益者負担金、工事負担金、宅地造成等に係る下水道協力金、及び下水道使用料、並びに本年度の事業費の確定に伴う市債をそれぞれ増額いたすとともに、水洗便所改造資金貸付金返還収入については、収入見込額を精査し、精算いたすものでございます。  以上の補正内容で、補正予算総額といたしましては、第1条に掲げておりますとおり、歳入歳出それぞれ4億9,353万9,000円を追加し、予算総額を歳入歳出それぞれ131億8,673万2,000円にいたすものでございます。  第2条地方債補正については、第2表に示すとおり、事業費の確定に伴い、それぞれ借入予定額の変更をいたすものでございます。  以上の結果、平成3年度の処理人口普及率は、当初見込みどおり、49.5%となる見通しでございます。  なお、予算の詳細につきましては、別冊予算説明書をご参照いただきますようお願い申し上げます。  以上、簡単な説明でございますが、よろしくお願いを申し上げます。               〔保健医療監 山本香憲君登壇〕 ○保健医療監(山本香憲) ただいま議題に供されました議案第11号 平成3年度高槻市国民健康保険特別会計補正予算(第6号)、並びに議案第12号 平成3年度高槻市老人保健特別会計補正予算(第2号)につきまして、順次提案理由のご説明を申し上げます。  まず最初に、議案第11号 平成3年度高槻市国民健康保険特別会計補正予算(第6号)につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。  補正予算書31ページをごらんいただきたいと存じます。  このたびの補正予算は、補正予算書第1条にありますように、歳入歳出それぞれ3億2,176万7,000円を増額し、歳入歳出予算の総額を137億8,586万7,000円にいたそうとするものでございます。  次に、その内容を歳出よりご説明申し上げます。  緑色表紙の補正予算説明書152ページをごらんいただきたく存じます。  今回の補正は、決算見込みによりまして所要の補正をさせていただくものでございます。  主なものといたしましては、総務費の総務管理費は、通信運搬費等を減額し、徴収費は国民健康保険非常勤職員の報酬改定に伴い増額補正をするものでございます。
     次に、154ページの保険給付費の療養諸費は、一般被保険者の療養給付費を増額補正するものでございます。次に、155ページの高額療養費は、一般被保険者高額療養費を増額補正するものでございます。次に、156ページの助産諸費の助産費は、被保険者の出産件数が減少したため減額補正し、157ページの葬祭諸費の葬祭費は、被保険者の死亡件数がふえたことにより増額補正するものでございます。  また、保健施設費、公債費、償還金及び還付加算金、予備費は決算見込みにより減額補正をするものでございます。  次に、歳入につきましてご説明申し上げます。  戻りまして、149ページをごらんいただきたいと存じます。  国庫支出金の国庫負担金は、歳出で説明させていただきました一般被保険者の療養給付費の補正に伴いまして、増額補正をするものでございます。次に、国庫補助金につきましては、歳出で説明させていただきました助産費の減額に伴いまして減額補正するものでございます。  150ページの療養給付費交付金は、退職被保険者等保険給付費の減額に伴い、減額補正するものでございます。  次に、繰入金 他会計繰入金は、保険料改定の修正に伴う一般会計繰入金の増額と、保険基盤安定制度分の確定に伴いまして補正するものでございます。  諸収入 雑入の補正は、以上の歳入歳出の補正に伴いまして、所要の補正をするものでございます。  引き続きまして、議案第12号 平成3年度高槻市老人保健特別会計補正予算(第2号)について、提案理由のご説明を申し上げます。  補正予算書37ページをごらんいただきたいと存じます。  今回の補正予算は、決算見込みによりまして所要の補正をするものでございまして、補正いたします額は、補正予算書第1条に掲げておりますように、歳入歳出それぞれ4億7,164万1,000円を増額し、総額153億1,180万1,000円にいたそうとするものでございます。  緑色表紙の補正予算書をごらんください。  167ページの医療費の補正の内容につきましては、決算見込みをいたしましたところ、対象者におきまして、当初見込みから319人の増で、1人当たりの年間医療費におきましても、当初見込みより1万1,655円の増となるため、医療費総額といたしまして、前年度実績から見て 6.9%増の伸び率で予算化しておりましたが、10.3%増の見込みになるものでございます。また、審査支払手数料は、予算編成後に単価改定が据え置かれまして、当初見込みより低くおさまったものでございます。したがいまして、今回の補正といたしましては、医療費の増額、審査支払手数料の減額に伴う所要の補正を行うものでございます。  次に、164ページ以降の歳入につきましては、歳出の増、減額補正に伴う所要の補正と決算見込みにより、諸収入の第三者納付金につきまして増額補正を行おうとするものでございます。  以上2件、甚だ簡単な説明でございますが、よろしくお願いいたします。             〔産業経済部長 中村圭作君登壇〕 ○産業経済部長(中村圭作) ただいま議題に供されました議案第13号、14号、並びに15号につきまして、順次ご説明を申し上げます。  まず、議案第13号 平成3年度高槻市交通災害共済特別会計補正予算(第2号)につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。  予算書41ページをごらんいただきたいと存じます。  今回の補正を行います額は、歳入歳出それぞれ2,824万9,000円を追加し、歳入歳出の総額をそれぞれ1億9,244万3,000円にしようとするものでございます。  主な補正内容でございますが、補正予算説明書に従いまして、歳入からご説明を申し上げます。  説明書の172ページ以降でございます。  共済会費収入の79万1,000円は、平成3年度現年度加入者増に伴います共済会費収入の増額でございます。財産収入の269万6,000円は、交通災害共済積立基金利子の増額でございます。寄附金90万7,000円は、交通遺児年金に対する寄附金でございます。繰入金の減152万5,000円は、会費減額市負担分の対象会員減に伴います一般会計繰入金の減額でございます。繰越金の2,352万9,000円につきましては、平成2年度からの繰越金精算でございます。諸収入185万1,000円は、預金利子の増額でございます。  次に、歳出に移らせていただきます。175ページでございます。  職員手当等共済費につきましては、人件費の決算見込みにより補正するものでございます。需用費の減18万8,000円は、決算見込みにより所要の補正をするものでございます。扶助費の減58万円は、遺児年金受給者が予想より少なく、減額するものでございます。積立金の2,000万円は、交通災害共済積立基金に積み立てようとするものでございまして、累計1億8,500万円の基金となるわけでございます。予備費につきましては、歳入歳出との調整をさせていただきました。  以上、甚だ簡単でございますが、よろしくお願いを申し上げます。  続きまして、議案第14号 平成3年度高槻市火災共済特別会計補正予算(第2号)につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。  今回の補正を行います額は、予算書47ページに示しておりますとおり、歳入歳出それぞれ3,167万9,000円を追加し、歳入歳出の総額を1億1,517万8,000円にしようとするものでございます。  主な補正内容でございますが、補正予算説明書に従いまして、歳入からご説明を申し上げます。 説明書の182ページ以降でございます。  共済会費収入54万9,000円は、平成3年度現年度加入世帯増に伴います共済会費収入の増額でございます。財産収入の331万7,000円につきましては、火災共済積立基金利子の増額でございます。繰越金の2,577万3,000円は、平成2年度からの繰越金精算でございます。 諸収入の203万5,000円は預金利子の増額でございます。  次に、歳出に移らせていただきます。  184ページでございます。  職員手当等共済費につきましては、人件費の決算見込みにより補正するものでございます。需用費減26万3,000円、役務費減19万3,000円は、決算見込みによります所要の補正をするものでございます。積立金の2,000万円につきましては、火災共済積立基金に積み立てようとするものでございまして、累計3億2,000万円と相なるわけでございます。予備費につきましては、歳入歳出との調整をさせていただいた次第でございます。  続きまして、議案第15号 平成3年度高槻市農業共済特別会計補正予算(第3号)につきままして、提案理由のご説明を申し上げます。  補正予算書51ページ以下でございます。  歳入歳出それぞれ10万5,000円を追加いたしまして、総額を5,760万円にいたそうとするものでございます。  今回の補正予算の主な補正内容でございますが、補正予算説明書190ページ以下でございますが、一般管理費の追加補正でございます。  歳入予算につきましては、一般会計の繰入金を計上いたしております。  歳出予算につきましては、職員手当と共済費の人件費を計上いたしておりますので、よろしくお願い申し上げます。  以上、甚だ簡単な説明でございますが、よろしくお願い申し上げます。               〔財務部長 奥田晴基君登壇〕 ○財務部長(奥田晴基) 議案第16号 平成3年度高槻市財産区会計補正予算(第3号)につ きまして、提案理由をご説明申し上げます。  補正予算書の57ページをお開き願います。  今回の補正は、第1条に掲げておりますとおり、歳入歳出それぞれ1億6,532万3,000円の追加で、補正後の歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ59億3,079万8,000円にいたそうとするものでございます。  次のページの第1表 歳入歳出予算補正の概要でございますが、まず歳入におきましては、大字岡本財産区収入において、財産区財産を都市計画道路富田奈佐原線用地に供するため処分したことによる不動産売払収入を計上いたしております。  次に、歳出でございますが、大字岡本財産区支出におきまして、財産区財産の処分に伴う一般会計への繰出金のほか、水利組合に対する水利権補償、また大字氷室財産区初め、7財産区支出におきましては、その地区内で実施されます水路改修、公民館修理などの公共的事業に対する補助金1,840万2,000円を追加し、一方、塚原財産区初め、3財産区支出におきましては、下水道整備事業等の計画変更や進捗の状況などにより、事業に対する補助金1,540万円を減額するものでございます。  詳細につきましては、別冊の補正予算説明書をご参照いただきますようお願いいたします。  以上、まことに簡単な説明でございますが、よろしくお願いいたします。            〔自動車運送事業管理者 片倉保蔵君登壇〕 ○自動車運送事業管理者(片倉保蔵) ただいま議題に供されました議案第17号 平成3年度高槻市自動車運送事業会計補正予算(第4号)についてご説明申し上げます。  補正予算書63ページでございます。  今回の補正は、事業収益につきまして、他会計補助金などの精算に伴い1,635万4,000円、並びに名神高速道路拡幅工事に緑が丘車庫敷地の一部がかかるため、道路公団から平成3年度補償金額が確定されましたので、特別利益として2億8,918万9,000円、それぞれ増額補正を行うものでございます。事業費といたしましては、先般条例提案されました期末手当0.1か月分についての人件費、並びに営業外費用として、企業債利息、消費税額などの精算を行い、合わせて398万6,000円の減額補正を行うものです。  また、資本的支出につきましては、収入といたしまして、寄附金ほか1,625万円の増額、支出といたしましては、平成3年度及び平成4年度の2年間の継続事業として行っております緑が丘車庫管理棟新築工事の当該年度の支払い額が確定いたしましたので、平成3年度についての年割額について4,263万3,000円の減額をいたし、収益的支出で約1億6,800万円の黒字となる予定でございます。  以上、甚だ簡単でございますが、よろしくお願い申し上げます。             〔水道事業管理者 鶴谷岳弘君登壇〕 ○水道事業管理者(鶴谷岳弘) ただいま議題に供されました議案第18号 平成3年度高槻市水道事業会計補正予算(第4号)について、提案理由のご説明を申し上げます。  今回の補正の主な内容といたしましては、決算見込み的な補正、及び人件費の補正をいたそうとするものでございます。補正予算書69ページ以下であります。  第1条は総則でございます。  第2条は収益的収支でございます。収益といたしましては、1,347万5,000円を増額いたそうとするものでございます。主なものといたしましては、資金運用による受取利息及び配当金の2,604万円の増額でございます。費用といたしましては、1,738万2,000円を減額いたそうとするものでございます。主なものといたしましては、人件費を含む一般経費の精算でございます。  第3条は資本的収支でございます。収入といたしましては8,390万5,000円を減額いたそうとするものでございます。主なものといたしましては、新築戸数の減少に伴う加入金8,000万円の減額でございます。費用といたしましては869万2,000円を減額いたそうとするものでございます。主なものといたしましては、量水器購入費の850万の減額でございます。  第4条は職員給与費でございます。今回の期末手当の制度改正等により1,744万7,000円を増額いたそうとするものでございます。  以上、簡単な説明でございますが、よろしくお願いいたします。 ○議長(高須賀嘉章) 提案理由の説明は終わりました。  ここで昼食のため午後1時まで休憩いたします。               〔午後 0時 1分 休憩〕               〔午後 1時 0分 再開〕 ○議長(高須賀嘉章) 休憩前に引き続き会議を開きます。  これより質疑に入ります。  まず、議案第7号 平成3年度高槻市一般会計補正予算(第5号)について、第1表 歳入歳出予算補正のうち、歳出部門全般から質疑を承ります。 ○(丸野達志議員) 1点だけお尋ねします。  説明書59ページの独居老人家賃扶助費の500万円減額ということについて質問いたします。  これは当初予算でたしか600万の予算を組まれて、実行された分だろうというふうに思うんですけれども、そのうちの500万と、半分以上ですね。ほとんどが減額という状態になってい ますけれども、この制度ができた当時にも、仕組みとして、この補助を受ける対象者を、府営住宅の3回申込落選者だとか、いろいろな形で、制度ができるのはいいんだけれども、余りにも基準的に厳しいのではないかという質疑もあったかと思います。議会での指摘のとおりに、やっぱりそういう内容で、対象者が結局決まらず、減額になったということではないかというふうに思うわけです。その辺のことを、制度がスタートしたときの議会からの指摘だとか、いろいろな要望もあったんですけれども、それを踏まえて、今回の500万円の減額ということをどういうふうに認識しておられるのか、第1点お願いしたいと思います。  それから、いま一つ、それに関連するわけですけれども、どうしてそうなのかを踏まえて答弁していただいたらいいかと思うんですけれども、この独居老人の住宅家賃補助には、府営住宅へ3回申し込みして落選した人に限るというのが一つついているわけですけれども、かつて高槻市として老人の住宅計画というのを発表されています。この中にいろいろな表現というか、いろいろな住宅計画の位置づけというのが出されているわけですけれども、改めて住みなれた地域でという、これは保健福祉の関係のサービスだとか、あるいは地域のコミュニティとのかかわりだとか、お年寄りの生きがいというか、社会への参加の形態だとか、総合的なものを踏まえても、住宅計画だけではなくて、老人福祉計画の中にも、そういう住みなれた地域で安心した老後が暮らせるようにという位置づけ、目標というか、それが掲げられている。住宅計画の中にもその表現がうたわれています。この点との絡みでいけば、今回の減額とならざるを得なかった、私も実施要綱をいただいたんですけれども、要綱の中のそういう点はやっぱり改めていくことが必要ではないかというふうに思うわけですけれども、それもあわせて第1問でお答えいただきたいと思います。  以上です。 ○民生部長(橋長 勉) 独居老人の家賃の件でございますが、当初では対象者が50人ぐらいあるだろうということで、600万円の予算をちょうだいしたわけでございますが、実質ふたをあけてみますと、5名ないしは6名というようなところで、現時点では5名でございます。そういった中で、非常に厳しいんじゃないかというご指摘も、9月の議会等でもそういったご意見をちょうだいいたしておるわけでございますが、公営住宅の申し込み、7月、10月、1月という、この3回が今年度あったわけでございますが、その経過の中で、この2月に新たに8件申し込みがございまして、それは適用されるわけでございますけれども、その8件を合わせますと、13件ということになるわけでございます。  いずれにいたしましても、この要綱そのものが非常に厳しいということでご指摘をいただき、私どもといたしましても、そういった9月議会の経過、あるいは今もご指摘をいただいているわ けでございますが、何らかの形での対応策というものを考えていきたいということで現在検討をいたしておるところでございますので、ひとつよろしくお願いしたいと思います。 ○(丸野達志議員) 2点目の、基本的な姿勢として、住みなれた地域で老後を送りたいと、これは圧倒的な高齢者の方たちが思っておられることだろうし、市自身の福祉計画あるいは住宅計画にしても、そういう位置づけの中でどんな住宅政策をとっていくのかみたいな展開がなされているわけですね、平成2年3月に発行された住宅計画では。そういう意味では、その辺との絡みで、今回の単身高齢者家賃助成事業の対象者を、府営住宅の申し込みを3回というあたりではどうですかと。その辺にも、今住んでいるところから移転を希望させることを前提とした補助制度というのは、これまでうたってきた理念、基本的な姿勢から若干路線を違った方向に、お年寄りの暮らしぶりを違う方向に導くんではないかと思うんですけれども、検討をやっていかないかんなという思いがあるということなんで、その辺の絡みでひとつ検討の姿勢を位置づけてほしいなと思うわけですが、その点はどうなのか。それから、これは所得制限というのも設定をされています。収入が生活保護法に定める基準の1.3倍ということで、約170万円を超える人にはこの補助がいかないということになっているわけですけれども、170万というと、月13万何がしになるんですかね。この中から家賃を出し、もろもろの生活費を出していくわけですけれども、住宅費は随分大きい割合を占めるだろうと思うわけですね。これの対象者の問題として、収入の170万ということで打ってはるところも、やっぱり改定を同時にやっていく必要があるのではないかと思うわけです。その辺の再検討も含めての部長の答弁なのかどうかということも確認したいし、私の希望としては、ぜひその辺の基準も引き上げていくべきではないかと思います。  それから、この制度がスタートして、単身者への補助というのが、中身は別としても、いろいろな改善を加えていかなあかん点はあったとしても、スタートをしたことについては評価をされるわけですけれども、住宅政策というのは、特にこの住宅計画の中にも、高齢者夫婦でお住まいの方たちはどうなのか。高槻は比較的、これまでの統計からして自己住宅をお持ちの方が多いということも出ているわけですけれども、一方では昭和40年代に建てられた住宅の中で非常に住宅設備が整わない、そういう住宅で暮らしている高齢者世帯もあるというふうなことも言われています。この辺に対する住宅対策、住宅の施策ということも、この制度からさらに発展をさせていかなあかんのではないかというふうに思っています。単身者世帯、それも170万以下、府営住宅3回申し込みを落選した人と、こういうのではなくて、やっぱりそれが次の段階では、所得基準だとか、あるいは住みなれた地域でそのまま住んでいても住宅家賃への補助があるだとか、あるいは高齢者世帯に広げていくことだとか、そういうことなんかが必要となってくるのではないかと思うわけですけれども、ぜひそういう方面での検討をお願いをしたいわけですけれども、 どうだろうかというのが第1点。  それから、供給の手法という形で、これ以外に、ほかの市、東京だとかいろいろなところで取り組みが始められつつありますけれども、民間住宅の借り上げの中で提供していくという方法、これの中にも供給方法としては、民間住宅の借り上げだとか、あとは共同建てかえの誘導だとか、いろいろなこと。それから、もう一つソフト面では、住宅整備指針、こういうのもひとつつくり上げていこうじゃないかというようなことがこの住宅計画の中にはうたわれています。こういう取り組みが果たしてどうだったのかということも、改めてこの場で、この間の取り組み、あるいは今後の計画なども含めて、あれば示しておいていただきたいと思います。  以上です。 ○民生部長(橋長 勉) 第1点の、地域で住みなれたところでという点でございますけれども、これにつきましても、9月の議会でご指摘をいただきました中で、憲法論議にまで発展をした経過がございました。そういう状態の中で、私どもといたしましては、そういった面も検討していきたいという考え方でございますので、よろしくお願いしたいと思います。  それから、家賃の件で、対象者の所得の関係でございますけれども、これは生活保護世帯者の1.3倍ということで170万という額を設定させていただいているわけでございますが、これにつきましては現在のところ検討はいたしておりません。ただ、生活保護費がアップされれば、当然それは考えるべきであろうというふうに考えておるところでございます。  それから、マンションですか、住宅の借り上げ的な施策面はどうなのかということでございますが、現在のところ、そういった具体的な考え方というのは、住宅の整備指針の中ではうたっておりますけれども、そういった住宅の整備そのものについて、現段階では具体的な考えはございませんので、ご理解いただきたいと思います。 ○(丸野達志議員) この制度をスタートさせようということの中で、それより以前にこの住宅計画というのはつくっておられたわけですね。整備指針という形で、これから、例えば自己住宅でも改善をしていくときには、いろいろな専門家の皆さんの参考意見が聞けるような窓口を設定をしながら、だれもが長くその場で、自分の家に住み続けられるように助言をしていこうというような、一つのチームみたいな形をつくっていこうじゃないかということもこれにうたわれているんですね。これは住宅の家賃補助なんかも一つのメニューとして掲げられて、これがスタートしたわけですけれども、単身者の住宅の家賃補助という制度をスタートさせるときに、そういった面での検討が十分なされて、それが市民的に、内部ではどうなのかわかりませんが、市民的にはまだ明らかになっていないわけですね。そういう意味では、それがまだやっていませんというようなことはちょっと──一昨年の計画の中の一つがスタートしたというふうに、善意に理解すればそう なんですけれども。それと同時に、整備指針、あるいはそういった助言をする一つの機能をつくり出していくこと、これはどう書いてますかね、高齢者向け住宅整備推進協会と相談体制をひとつ整備しながら、いろいろな市民の疑問だとか、相談に答えていこうというような体制をつくろうということだった。僕は、そういう意味合いではもっと大きく構えた住宅政策をとっていくことというのが同時に進行して、単身者の住宅補助制度がその中の一つとしてスタートしたものだというふうに、行政はそういうふうに進んできているのではないかと思うわけですけれども、今の話では、どうもそれだけここへ行っちゃって、住宅全般にわたっての検討というのが、まだこれをつくった後は余りなされてないというふうな感じを今の答弁では受けるんですけれども、その辺のことをぜひ今後大いに進めていかなあかん課題ではないかと思いますし、最後に、その辺について部長のこれまでの取り組みと今後の決意などを聞かせていただきたいということです。  前段の要綱その他というのは、住みなれた地域で高齢者の皆さんが安心して暮らせるようなということを基本的な理念、指針として、そういうことも含めて要綱の検討をしていきたいということなので、ぜひ前向きに前進が図れるように、要綱については要望しておきたいと思います。  以上です。 ○民生部長(橋長 勉) これらの問題につきましては、平成5年をめどに、各地方自治体で保健福祉計画というものを作成していかなければならないわけでございます。そういった福祉計画の中での一つというような考え方もいたしておるわけでございまして、そのような形の中で一つご理解をいただきたいというふうに思います。 ○(藤川和夫議員) 1点だけお伺いしたいと思います。
     説明書の49ページの文化振興費に関連してですけど、先ほど市長の方も行政報告の中で、文化ホールの完成のことを触れられたわけでありますが、関係者のその労を多としたいというふうに思うわけです。ただ、そのことに関連して、一つだけどうしても、これは改善をしなければいけないのではないかというふうに思うのがあります。具体的に、例の高山右近像を、当初私、当然これは工事中ですから、撤去して、倉庫かどこかに保管して、外構工事の、年を明けて、1月入った直後か、商工会議所へ行く用事があって前を通ったら、ちょうどモチノキのところに、現在はモチノキというのは立派な木が植わっているわけですけれど、そこに高山右近像が正式に設置をされておったわけです。そうやろな、やっぱり一番最初にあったところはどうしてもちょっと無理があるかなと、個人的に、わからんですけど。1月ごろに設置されていたところしかないかなと、これは個人的な感覚で見ていたんです。しばらくして、1か月ぐらい後に見たら、そこにないわけですね。守衛さんに、高山右近像どこへ行ったんですか言うたら、いや、あっちあっちということで、今の南の方に設置されていると。なぜそういうような形になってしまっている のかということが非常に理解できないわけです。関係者に、ちょっとこれ、どないなっているんだということで説明を受けたわけです。当然、行政のいろいろな展開の中で──もとのところに設置するというのは、これは原則だと思うんですけど、いろいろな時の流れの施策の展開で、どうしてもそこでは全体的な行政効果が発揮し得ないんだとか、いろいろな理由で、仮に移転する場所を変える場合には、当然関係者、私から見れば、関係者というのは、当時、これ47年3月ですね、ロータリー関係者と同時に、制作者の西森氏、ここらあたりに当然ちゃんと事前に了解を得ているんだなと言うと、いや、そんなんしてませんということで、それは一体どういうことかと。あなたらそんな軽う考えているけど、そんなもんじゃないですよと。47年3月に、当時の吉田市長から提案があったときに、私たち──私はちょうど1年生議員でしたけど、いろいろな意見を言って、最終的には委員会で、これは協議会にかけられたわけですが、それはそれでやむを得んだろうということで、ずっと20年の歴史があったわけです。そういう中で、今回、現在二転しているわけですね。そういう場所が本当に適当なのかどうか。どういう考え方でああいうところへ設置されたのか、非常にそれは理解に苦しむわけですよ。少なくとも、47年当時を振り返って考えたときに、あの高山右近像というのはいろいろな見方があるけど、最終的には文化として見ていこうと。そして、当然制作者の言を聞いたら、東へ向けて建てると、本館を後ろにして。それはやっぱりマニラの方向を指しているんだというような説明があったわけです。それが今度北を向いているわけでしょう。場所の存続は別にして。そういうようなこととか、歴史的に言うたら、ああいう高槻の市民会館の前にロータリーが寄贈されて、それが縁で、それだけが原因じゃないですけど、それがマニラとの友好都市の縁結びの一つになっているわけですよ。だから、そこらあたりの経過をかちっとされたのかどうか。その上でああいう場所に移転をされたのかどうか。私は、それがちょっと軽率じゃないかという感じが非常にしてしようがないんですよ。やっぱり、せっかく文化ホールという文化の事業をしながら、片一方ではそういう文化的に見てどうかというような施策をされているというのは、やっぱり疑問を感じるわけですよ。そこらあたりの経過について一つお聞きしたいということ。それと、少なくともそういう関係者にちゃんと説明をして、私は了解をとっていく必要があると思うんですけど、そういう点はどうだということ。それと、これは私個人の考えですけど、あそこの場所はやっぱり3つの──作家連盟の碑と、それから高槻城址の碑と、高山右近のブロンズ、ああいう形でどうしても、特に他市の人が見た場合とか、いろいろな経過が少しわかっている人から見れば、やっぱり首をかしげる方が非常に多いと思うんです。私はそういう意味では、もう一度制作者とか、そういう方とよく相談をされて、どうしてももとのところへ返せないのであれば、じゃ、その中で次善の位置としてどういうところがふさわしいのか、少なくともそういう行政展開があってしかるべきだと思う んですけど、そこらあたりについてどうですか。 ○市民文化部長(足立晴一) ただいまご質問いただきました右近像の関係でございます。  この右近像につきましては、ただいま藤川議員ご説明のように、昭和47年3月に高槻ロータリークラブの主催による大会がございまして、それの剰余金で像をつくろうという歴史的な経過がございました。そのときに市民会館の、以前にありました地につくるということで、今までそこにずっとあったわけでございます。今回の文化ホールの工事に伴いまして、当然その地に文化ホールを建てるわけでございますから、移転を余儀なくされたという事実がございます。したがいまして、工事の始まる寸前に、その右近像を撤去いたしまして、しかるべき場所に安置をしておったという状態でございます。  そこで、果たしてどこにこれを改めてつくるかということについて内部で協議をいたしたわけでございます。今回市民会館からおります階段に一部改造を加えまして、ちょうどコーナーのところができ上がりましたので、図面の上でここがよかろうという判断で設置をいたしました。しかし、結果といたしまして、我々もつくってみて初めて気がついたというわけでございますが、非常に階段から近くの場所に建てたために、階段を上りおりする際にそれが手に触れると。あるいはまた、壊されてもいかんというような事実からいたしまして、また像というものは、余り上から眺めおろすものでもなかろうという判断もいたしたわけでございます。そこで、あの場所は不適当な場所であろうということをその後判断もいたしまして、そこで今の移転場所でございます。あの場所は、市民会館の外構工事の追加工事をやりました際に、市民の憩える場所というものをつくってはどうかということで、空間スペースを利用いたしましてああいうコーナーをつくったわけでございます。そこに、今ご指摘のありました高槻城址と俳句の碑を移転をしたという経過がございます。同じ場所にこの右近像も安置すればよかろうという判断をいたしました。その後、私も、文化ホールオープンに向けて何回もあそこに行っておりますが、最近では、あそこに市民の団体が集って談笑しておられるという姿も見受けるようになってまいりました。したがって、あの空間地については、今後市民会館を利用される方、また市民グラウンドを利用される方にとっても、憩える場所になるのではないかと、このような判断もいたして、右近像というものをそこに安置をしたわけでございます。  そこで、今ご指摘いただきました所有者にも了解をとるべきではないかと。これは確かにご指摘のとおりでございます。私どもといたしましては、まず、市民会館の敷地の中で移転をすればそれでよかろうという判断もいたしておりましたが、やはりロータリーには声をかけるべきだという判断をいたしまして、現会長でございます村上氏の方に了解をとってまいりました。あの場所でよいという判断もいただいておりまして、この件については落着をいたしたという次第でご ざいますので、ひとつよろしくお願いをしたいと思います。 ○(藤川和夫議員) ただ、今の説明で、一つはいろいろ問題があると思うんです。高槻ロータリー、これは当然、事後でも説明に行って、了解をもらったということなんですけど、私たちが考えている以上に、特に市外の関係者の人が高槻と高山右近という、そういうイメージというのは、私たち市内で住んでいる者以上に、いろいろな歴史的な評価ということではなしに、各地が、例えば今度のNHKの大河ドラマの織田信長とか、それぞれの町がいろいろ第三者から評価を受けて、高槻であれば高山右近とか、いろいろな評価をされているわけです。これはあの像の横を見ても、366地区国際ロータリー、当然これは大阪とか和歌山も範疇に入るわけでしょう。ですから、当然剰余金というのは、高槻ロータリーの関係者だけのお金でつくられたものでもないわけですね。それこそ366地区のロータリー大会の、そういう形の中で剰余金としてああいうものが、高槻に何か記念的なものをということで当時の市長に提起をされたわけでしょう。だから、そういう意味では、まだまだ事後処理が私は不十分だと思うんです。仮に高槻ロータリーの関係者がそれで──そこのところも、当時は20年前のことですから、そこのところをやっぱりかちっと整理をされたいと思うんです。でないと、高槻ロータリーの関係者だけが仮にふんと言われたとしても、これは事後承諾ですから、もう一回私みたいにもとへ戻せというようなことはなかなか言いにくいと思うんです。そういう点については、私はかちっとしていく必要があるのではないかということが一つ。  それと、制作者にもこれはやっぱり説明をしていく責任はあると思うんです。私もそういう難しいことはよくわかりませんけど、直観的に思うのは、知的所有権とか、制作者には、例えば最近非常に社会的な問題になっています著作権とか、こういうようなやっぱり問題にも、場合によったら関連する、波及するテーマだと思うんです。だから、そこのところを部長、安易に考えておられたらいかんと思うんです。やっぱりそういうような、制作者は、ここに設置しますから、それを想定して当然ああいう高山右近像みたいなのができたわけですから、それが行政だけの都合でどっかへ行ったりというのは、それは私は基本的には余りやるべきことではないと思うんです。万が一やらなければいけないという場合には、ちゃんとした理解と、逆に協力をもらって場所を変えると、こういうことが今回欠如しているわけです。制作者についてはどうされるのか、ここらについて一つお伺いしておきたいと思います。  それと、本来行政で、図面上で現在のモチノキのところに設置したということですけど、別にそこでも、具体的に建てて、それでいろいろな障害が出てくると。あなたが答弁したように、手が触るとか、いろいろな形で障害が出てきたら、それはその段階で私は再変更というのもあると思いますけど、せっかくお金を使ってそこへ設置しておきながら、またぞろ1か月たつかたたん 間に変えてしまうと。それは非常にわかりにくい説明ですよね。ですから、結論的に言って、あの場所でいいと思っておられるかと、あなたに聞いてもあれやから、市長に、経過は大体わかっていただいているし、それはそれで市長もご存じやと思いますけど、ああいうような現状の場所では私はふさわしくないと思うんですよ。制作者の意図とか、いろいろな経過からすれば、私は、行政がよく調べて、行政的にかちっと調整せずしてやったということからすれば、やっぱり市長はあの位置でええとされるのかどうか、経過も含めてひとつご答弁いただきたいと思います。  以上です。 ○市長(江村利雄) 高山右近像の件でございますけれども、おっしゃるように、成人式のときには、モチノキがあったところに鎮座していらっしゃいました。私もいろいろと設計図を見ておるときには、設計図の説明というのを余りよく理解をしておらなかったわけですけれども、銅像があそこに設置されたという時点で、過去におきまして、あの銅像についてはいろいろなお話し合いがあったということは聞いておりましたので、その辺は十分やはり検討してこの位置を決めたのかどうかということを担当の方に質問をいたしました。私自身、あそこの上に立ちますと、過去の城主の右近さんを上から見おろして、果たしてこれでいいのかなということを、振り返ってみますと、えらい不幸なことでございましたけど、私自身入院したというようなことがございまして、これは昔の人間かもしれませんけど、あの設置についてはいろいろな点を考えないと大変なことになるということで、関係の方によく相談をして、安易に設置場所を決めてくれるなということを申しました。そうでないと、今は私1人でございますけれども、関係者全部にこれが及んできますと、これは大変なことになると。それだけ誠心誠意、また高槻の歴史を思いながら、また大大名として名を遂げられた方でございますので、この処遇については安易な考え方では困るということを申しました。  そのようなことでいろいろ検討してくれまして、現在の位置になったわけでございますけれども、お説のように、北を向いていらっしゃると。なぜ北を向くのかと。天守閣を向くとか、あるいはどちらを向くとかという方位についても、これは大きい問題だと。やはり過去の歴史というのを十分考えて、だれが考えても右近さんはここにお座りになって、ここを見られるのが一番いいのではないかということをしてくれないと、やはりこれは大変なことになるというようなことを申しました。北がいいということで、恐らく、いろいろ北の方には隠れキリシタンがあったとか、いろいろなことも聞いておりますから、そちらを見ながら、あそこに設置したんだなという気を持っておりましたけれども、今おっしゃるように、作者とか、あるいはこれを寄贈された方等につきまして、万全の話を関係者にしてほしいということを申しましたので、その後私の方に、それはおかしいやないかということもございませんので、あれでいいんじゃないかと、こう思っ ております。 ○(藤川和夫議員) 市長が気にしておられたということはわかりました。私も、1月ごろですかね、設計図で設置したモチノキのところ、これは東を向いておられるし、少し窮屈かもしれへんけど、中央に設置されているし、やむを得んのかなということ。ただ、今の場所を見て、市長はそういう、主体的にやられてないということですけど、どうも何か、真ん中にあったものを隅っこにやったと、そういう感じもやっぱり見方によったらできるわけですよ、ずっと経過から見れば。だから、具体的に設計図のところで何か障害が出てきたら、それはそれで、ああなるほど、そやから動いたんやとかいうことは、それは一定市民に対して、あるいはいろいろな関係者に対して理解はいただけるかもしれんですけど、設置したら1か月かせんうちにまた変わって、どうも碑と3つ一緒に立っていると。そこに過去の経過とかいうのが基本的に含蓄されていないと。そういう意味じゃ市長は私は的確な一応見方をされていると思うんです。  ただ、今のところ何も出てないということは、じゃ、制作者とか、あるいはロータリーでもご存じないと思うんです、私率直に言うて。どの程度担当部なりが、例えば制作者なんかとも、そういう了解をとられているんですか。あるいは私から見たら、やっぱりそれは高槻ロータリーだけやなしに、当時いろいろな浄財を集めてされたということからすれば、きちんとこれはやっぱり、市長があの地でええと言わはるんやったら、少なくともちゃんとして、以後問題のないような形にしておいていただかんと、これは高槻のある意味では文化の水準を問われる問題だと思います。どこがええか悪いか、いろいろ意見はありますよ。しかし、手続から見たら、やっぱり制作者が現在、例えば現役でまだそういうことをされておったら、余計にコンタクトをとって、真意をちゃんと言って、アドバイスを受けるのが本来の姿じゃないかというように思うんですけど、そこらあたりどうですか。市長は何も問題は出てないと言うけど、私はまだまだ不十分だというふうに思います。私は、調査をして、むしろ場合によったら、変える必要があれば変えるのかどうか、そこらあたり最後にひとつ答弁をいただきたいと思います。 ○市長(江村利雄) 私1人でもうたくさんでございますので、そういうことがないようにしないといけないというのが一義的でございまして、過去の大大名でございますので、あそこでいいというふうに今判断いたしておりますけれども、制作者が、いや、これはここなんだというようなことがあるかもしれませんし、また市民の方が、あそこにありました漢詩とかいろいろ一堂に集めて、それが今一番いいのではないかということでしておりますけども、城跡公園に移しなさいという案もございました。そのときには、やはり永井公の方が古いやないかというようなこともございましたし、いろいろな歴史的な経緯もございますので、せっかく先人の方でございますので、安住の位置というものはやはり考えないといけない、こう思っておりますので、いろいろ なご意見が出てまいりましたら、またそのときに考えたいと、このように考えております。 ○(宮下 彰議員) 市制施行50周年記念に関連をして少しお尋ねをしたいと思うのでありますが、けさの行政報告の中でも市長の方から、50周年記念の事業の計画はほとんど終わって、あとは実施をする段階であると報告も受けておるところでありますが、3月の20日に50周年記念のプレイベントとしてシティマラソンが実施をされるということを聞いておりますし、そういった資料も入手をしておるところであります。この実施計画を見せていただきます中では、高槻のJR、阪急、こういった人の集まるところ、車の集まるところにマラソンのコースが設定をされようとしているわけです。したがって、このことにおいて高槻の公共交通を受け持っておる市営バスだとか京阪バス、さらには阪急タクシー、高槻交通のタクシー、こういったものに及ぼす影響はどういうふうに考えておられるのか、まずお伺いをしたいわけであります。  当初、このシティマラソンのパンフレットを見せていただいたときには、コースの指定はありましたけれども、コース全体を自動車の通行どめをするというようなのは書いてなかったわけです。会場周辺については少し交通規制をするので、車では来てほしくない。そして、会場周辺について少しの交通規制はしましょうと、こういうパンフレットのわけであります。続いて、1月の25日付の広報なんですけれども、この広報を見せていただいた段階でも、そういった大々的な交通規制はしかれてないわけです。コースが書いてあるだけです。しかし、その後で出ましたこういったビラを見せていただきますと、これは高槻のJR南北から岡本までの区間を含めて全面交通規制が9時から12時までしかれると、こういうことが書いてあるわけです。市内ちょっと見せていただいたんですけども、実行委員会の方ではどういうふうにお考えなのかわかりませんが、コースの周辺については、こういうマラソンが行われるというような看板が2、3立っております。しかし、私、考えてみますときに、これ市営バス一つとりましても、こんな規制がしかれた場合には、高槻で一番長い路線を持っております樫田から出てくるバスも高槻の駅に寄りつけないわけです。そして、南の方では京阪バスがあります。枚方から高槻のJRに来る場合も、これも影響をするわけです。そういったことから、高槻市内の公共交通を受け持っておる路線、そして、タクシーのほとんど85%まで影響をするわけであります。こういった計画をなさるときに、それぞれの基本的な事業をやっておる京阪バスとか、阪急タクシーとか、市営バスに対してどういうふうな説得をされたのか、まずお聞かせをいただきたいわけであります。そしてまた、後でも問題をもう少し掘り下げたい思いますんで、この実行委員会はどういうふうなメンバーでされておるのか、そのメンバーについても少しお聞かせをいただきたいと思います。市営バスの管理者もおられますので、このことによって市営バスが欠航するといいますか、とまるバスの本数、さらには、これによって影響する人員はどれぐらい考えておられるのんか、このことについ てもお伺いをしたいと思います。  それから、もうついでですから、ちょっと先に聞かせていただきたいと思うんですが、バスを管理者がとめる場合には、陸運局に申請をして許可を受けなければいけないと思うんです。これは道路運送法に基づいて陸運局の許可を受けまして、免許を取って運送事業をやっておるわけですから、そういった運輸大臣に届け出る義務があるわけですけども、このときにマラソンをしますからバスをとめますと、こういうようなことで届け出をして、陸運局がそれで結構ですというような認可をいただいておるのかどうか、このことについてお伺いをしたいわけです。  それからもう一つは、このマラソンコースについて道路を使用する場合には、道路の目的外使用に当たると思うんです。そういった場合に、最寄りの警察署に使用届を出さなければいけませんが、この使用届を出しておられる責任者のお名前、これについても教えていただきたいと思うのであります。  以上について、まず第1点、お聞かせをいただきたいと思います。 ○市長公室長(谷知昭典) 宮下議員から何点かご質問があるわけですが、詳細については、私自身が承知をしない部分がありますので、関係セクションからまたお答えをするというように思いますが、総括的に50周年のプレイベント事業というような内容のものがありますので、その部分についてお答えを申し上げていきたいと思います。  基本的にはプレイベント事業として行われるのは、先ほどご質問にもありましたように、実行委員会でおやりになる。お聞きしますと、体協あるいはロータリー、ライオンズ等の民間団体、そういった方々が中心となられて実施をされると、こういう内容が基本的な内容でございます。高槻市教育委員会等につきましては、プレイベントという内容で、名義的には後援という形で、お手元のパンフにも書いておると思いますが、そういった立場で市はおるということでございます。50周年の懇談会等で、この問題につきましても種々論議がなされまして、本番といいますか、平成5年における50周年記念事業としてどうするんかという内容が懇談会でも種々論議がされまして、今、宮下議員ご指摘のように、今回のマラソンコースというのは、メインルート、バス路線、こういったものを設定をされているところがありますので、我々行政といたしましても、その交通関係での危惧といったものも非常に持っておりますし、その対応策についての指摘といったものもする中で、50周年記念事業といったものは、このプレイベントの実績を見て、その実施について検討を加えていこうという内容で、懇談会では結論を出していただいておるという状況にございます。そういったことで、市のかかわりといったものについては、今、申し上げたようなかかわりを持っておるところでございまして、その中で、また専門部会的な実行委員会で取り組んでおられる内容の中で、関係セクションがそこに参画をしているという経緯もござ いますので、詳細につきましては、そういったところからもご答弁を申し上げたい、このように存ずるわけでございます。  なお、当日における交通混雑という危惧、これはもう当然我々も持っておりますので、その後、実行委員会に対しまして、この交通整理、交通処理といったものはやはり警察署の管轄でございますので、警察署とも十分協議をされ、そしてPR方、こういったものも改めて要請をしたところでございます。具体的には新聞折り込みで全世帯に届くように周知をする。9時半から12時までの交通規制ということでビラにもありますが、そういったことでございますので、今、申し上げましたように、折り込みビラをするというような内容、あるいはバスにつきましては、バスで吊り下げ広告等についての対応、あるいは広報紙でバス関係の対応について、3月10日号では市民の方々にお知らせをしていくと、こういった予定もいたしておりますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。 ○自動車運送事業管理者(片倉保蔵) バスに関するご質問のところをお答えいたしたいと思います。  まず、この通行どめによる、そのまま実行すれば欠航の本数は北で往復で58便、南で121便の合計179便と相なるわけです。それから、利用客の人数でございますが、祝日でございますので、不通時間帯も9時30分から12時ということで、3,000人ぐらいを見込んでおります。それから、陸運局の許可の必要性、おっしゃるとおりでございまして、現在協議中でございます。それから、先ほどの便数と欠航する本数でございますが、我々といたしましては、これを何とか全部欠航するんじゃなしに動かしたいということで、一部乗り場の変更等をさせていただいて、それから路線の変更等、時間的なもんでございますが、そういうことで、バスの回転場を今、隣の消防長や水道事業管理者にお願いして、あそこで回転していくような形もとっておりまして、できるだけ欠航の本数を少なくして、利用者の迷惑にならないように、そしてまた、このマラソンがスムーズに行えるように我々としては万全の処置を講じたいと。当日は、市バスの職員全員出まして当たりたいと思います。いずれにいたしましても、バスだけが優先して運行させていただけるような状態にはならんと思いますので、一般車も相当の混雑が予想されますので、欠航じゃなしに、おくれるという状態は出てこようかと思いますが、万全の努力を、我々公共輸送機関でございますので、2時間半の間、努力してまいりたいというように思っています。それから、先ほど公室長がご答弁申し上げましたように、市民の皆さん方には、できるだけ早く連絡をさせていただいて、特にバスの利用者の皆さん方には、乗り場あるいは路線の変更、それから、そのようになるということをバスの中の車内吊り、あるいは車内のお客様、利用客に毎日取っていただくような処置を講じましてやってまいりたいというように思っております。 ○建設部長(近藤富彦) 道路の使用につきまして、お答えさせていただきます。  道路そのものの使用につきましては、道路交通法に基づき警察署長でございます。それから当日、いろいろな横断幕とか看板とかを使用されるわけですけども、これにつきましては、道路管理者であります高槻市でございますので、これにつきましては使用申請が出ております。あと細かい日付とか、そういうのにつきましては、ちょっとここに資料を持ち合わせておりませんので、後刻報告させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○(宮下 彰議員) 先ほどももう少し内容を具体的に詰めたいと思いまして、実行委員会のメンバーを教えてほしいということを申し上げておったんですが、教えていただけなかったわけです。もう少し具体的に内容についてお伺いをしてまいりたいと思うのですが、実行委員会の方、実にちゃっかりしておりまして、自分とこの参加の申し込みについては、金をつけて申し込みなさいということでパンフが出ているわけです。そして、当日不参加の場合も参加費についてはお返ししませんよということで、取った金は返さないというような考え方をしておる。そして、今、うわさの段階でお伺いをするんですけれども、大体2,000人程度参加者がある、こういうふうに聞いております。この内容を見ますと、コースによって1人2,000円を支払わなければならないコースと、1,000円を支払わないけないコースとあるわけです。参加人員をA、Bのコース2つに割ってしたら1,000人ずつなんですが、2,000円のコースで200万円、1,000円のコースで100万円の300万円の収入を見込んでおるわけです。しかし、これで弊害を受けるところの高槻市営バスも、京阪バスも営業損失というのは出てくるわけです。これについて同じように、交通の管理者も実行委員会の中に参加をされておって、自分の損害については、どこへも請求をすることができないというようなことでは、企業管理者としての財政的認識というのを疑わざるを得ないわけであります。そういうことから、バスとしても営業損失がどれぐらい出るのんか、そしてまた、収入減がどれぐらいになるのかということについてお伺いをしたいと思います。さらに京阪バスについても、タクシーについてもなんですが、特に私、タクシーの方からはちょっと注文を受けておりまして、高槻交通というタクシーがありますけれども、ここは労働組合が2つございまして、この中で賃金の条件の違う組合があります。B型賃金というのを採用しているその職員につきましては、売り上げによって自分の賃金が左右される条件を大きく持っております。そういったタクシーの乗務員が、この間ターミナルに出入りできない。そのことによる売り上げの減、自分の給与の減というのもあるわけです。こういったものについてもある程度の補償はしなければいけないのではないかと、こういうふうに思うわけであります。そういったことから、実行委員会なり後援をしておられる高槻市なり、教育委員会なりは、どういうような責任をとられようとしておるのんか、この点についてもお伺いをしたいと思います。  そしてさらに、バス路線を持っております京阪バスとか、市営バスについては、特に定期券を発売をするような場合については、これは乗客との運送契約であります。1か月乗りますからということで、バスの定期乗車券を購入をしてるわけです。こういったことでバスが利用できない場合については、これらの善後策について交通部として、定期の乗車券を購入をしている方について、どのような処置をとられようとしておるのか、この点についてもお伺いをしたいわけであります。  以上の点をお伺いをし、さらに、先ほども答弁が漏れました実行委員会のメンバー、そして、道路使用許可を警察に申請をしておる方、責任者の名前、これについて教えていただきたい、このように思います。 ○市長公室長(谷知昭典) 引き続いてのご質問ですが、基本的には先ほど申し上げましたように、本市においては後援という内容と、もう一つは先ほど申し上げました50周年の実施年に基づいての事業展開といったものの予定というものをいたしておる中身でございます。ご質問の詳細につきましては、また各所管からご答弁申し上げると思いますが、いずれにいたしましても、こういったシティマラソンといいますか、一つのイベントといったものについての対応、こういったものにつきましては、やはり市民協力をいただきながら、種々の問題点というものもあろうと存じますが、この協力を求めていくという姿勢、その具体的な内容として先ほど申し上げましたように、やはり知っていただく。まずはPRをする。そして、こういったイベントに対する理解を求める、こういった作業をしていかなければならないだろうと。今回の場合は、特に今ご指摘のありますように、交通関係に大きな影響を与えるという部分で、危惧という言い方をしましたが、そういったことから、先ほども申し上げましたように、警察との連携、そういったものも十分にやっていただけるようにという要請もいたしておりますが、再度、今ありますような問題につきましては要請もしてまいりたいというふうに存じます。ただ、基本的にはこういったイベントというものに、詳細の経済的損失といったものに対する補償まで云々ということにつきましては、やはり大きな立場からのご理解というものはいただかなければならないんではないかと、このように考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。 ○自動車運送事業管理者(片倉保蔵) 企業管理者としての責任、実行委員会のメンバーであるやないかということでございますが、私は、両方に挟まって非常に苦しい立場でございますけども、営業成績、減収がどのぐらいになるかと。収入としては、先ほど申し上げました179便が全部とまったとすれば70万ほどになります。それと、その日職員全部動員いたしますので、それの超過勤務手当すべて入れますと、120万ぐらいの欠損になるわけでございますが、いずれにいたしましても、先ほども公室長、ご答弁申し上げておりますように、このシティマラソンは バスやとか、私、先ほど二面性があると申し上げましたが、タクシーあるいは公共機関を持っているそれぞれの管理者が、それでは困ると反対をすれば、これはマラソンとしては実行できなくなるというような状況であります。そういうことからいたしまして、50周年事業プレイベントというようなこともありまして、これについては、私は市長からも十分厳命を受けております。したがいまして、欠航をいたさずに、先ほども路線の変更なり、乗り場の変更をして運行をしていこうということで、交通部内では対策を立てているようなわけでございまして、その点、ご理解願いたいと思います。  なお、これにつきましては、3月9日の民生企業委員会におきまして、委員会の協議会を開いていただきまして、詳細について報告をさせていただく予定でございますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○社会教育部長(内本隆譲) 先ほどお尋ねの中で、実行委員会のメンバーは細かくどうなっているんかということでございますが、私の方で把握しておりますので申し上げますと、まず商工会議所、それから市の体育協会、まつり振興会、商業団体連合会、高槻警察署管内防犯協議会、市交通安全協会、市の観光協会、市PTA協議会、高槻地区少年補導協助員連絡会、地区少年補導員連絡会、青少年指導員協議会、市文化団体協議会、市こども会連合会、市コミュニティ市民会議、高槻市文化振興事業団、高槻市ハイキング協議会、高槻市婦人問題を考える会、市都市友好協会、市スカウト連絡会、高槻市社会福祉協議会、高槻市消防団、高槻市医師会、高槻市歯科医師会、高槻市薬剤師会、市体育指導員協議会、市健康づくり推進協議会、日赤技能奉仕団、そのほかありますけど、市内各高等学校、それから平安女学院短期大学、高槻市農業協同組合、市民生委員協議会、連合大阪三区協北摂地区協議会、私立幼稚園協力会、私立保育園連盟、高槻ロータリークラブ、高槻東ロータリークラブ、高槻西ロータリークラブ、高槻ライオンズクラブ、高槻中央ライオンズクラブ、高槻グリーンライオンズクラブ、高槻青年会議所、大阪高槻ワイズメンズクラブ、高槻YMCA、以上のような団体でございまして、各界ご賛同いただいて実行委員会を組織されておりまして、その中でいろいろとご協議の結果、市民挙げてやろうということで企画された大会でございますので、いろいろと問題はございましょうが、市民の健康を守り、スポーツの振興のためにいろいろと議員の皆様にもご協力を賜りますようお願い申し上げます。  以上でございます。 ○(宮下 彰議員) 余り細かいことを言うなという注意もありましたので、最後に、ちょっと申し上げたいと思うんですが、まず、バスを中心にした公共交通というのは、本当に交通に弱い立場の方を輸送しているという、そういった前提があるわけであります。そしてまた免許というのは、本当に長い歴史を持ってやっておるわけです。マラソンは、この今回決められたコースでしかでき ないのかということになりますと、マラソンのコースというのは、もっとほかに変えられると思うんです。市民への迷惑が少ないところでやってはマラソンにならないのかどうか、こういうことであります。したがって、市民の迷惑を顧みず実行するということが、50周年記念事業の大きな目標であるとするならば、これもやむを得ないと思いますけれども、私は、今後こういったことをされないように、もっとこういった事業をやる場合については、市民の立場に立ってコースなり場所なりを選定をしていただきたい、このことをお願いをして、意見にして終わります。  以上です。 ○(岡本嗣郎議員) まず、昨年も3月補正並びに当初予算の中でいろいろ議論したんですが、市長交際費の話なんです。別に今回減額になっているのがどうのこうのじゃないんですが、昨年も、一昨年の交際費がいろいろ問題になったときに、花博で来客が多いので減額できないということで、それはやむを得んだろうと。本年度の場合は花博もないのに、どうして減額にならないのかという指摘もしたんですが、そのときは、一応枠として確保するが、まあまあなるべく使わないようにするというような答弁を得てたと思うんですが、今回そのとおりになって減額補正されてるんですけども、傾向として当初見込まれていた額と中身、実際こういうことに要るだろうということと、実際にこうやっていかれて、これだけの不用額が出てくるといったときに、今まで行われてきた交際費の具体的中身として、一体何が減額になってきたのかということをお伺いしたいと思います。  それと第2点なんですが、これも昨年から非常に僕はわかりにくくて何遍も質問したんですが、今度総合センターに絡んで、その前のビル、用地を含めて買収されると。それは初めから買収するということの話があったので、それについて僕は異議を申し立てるものではないんですけれども、一つ気にかかるのは昨年の補正のときに、柱本線の府道用地ですね、これを府が買い取ってくれた。その費用を総合センター建設基金にストーンとほうり込んだわけですね。どうもあのとき見ていると、何でもかんでも余ったら総合センターの基金にほうり込んでいるように見えたし、そのときに聞けば、あのビルを買うときの費用ですというような答えがちらっと聞こえて、後で聞きますと、本当に言ったかどうか知りませんが、市長の方では、そうビルビル言うなと、そういう話もあったというふうに聞く。だからあの段階で、あの基金がどう使われるのかということがはっきりしてなかったんだろうと。ましてや昨年度当初予算で、総合センターは債務負担行為という形で出てきて、ますます全体の流れの中で、一体総合センターを建てるのにどういう基金とか、補助金、起債を含めてやっていかれるのかということがよく見えなかったですね。恐らく僕は総務委員会で聞いたと思うんですが、総額百何十億とか何とか、基金の額は、これは要するに、建物だけの費用なのかという確認をとったことあるんですね。建物だけの費用だという答弁 を総務委員会でもらったと思います。となると、あの土地はどないなんねんという懸念もあったんですが、ちょっともうこの辺まできましたんで、その辺の金の出し入れは一体どうなって、今回基金で土地を買われようとしているのか、整理をお願いしたい。  その次に、これはちょっと確認だけしたいんです。あしたの日本を創る協会というのに50万円計上していらっしゃる。聞いていると何かようわからんですね。そのあたりどういう経過で、これ今回50万円というのをこの3月議会で、4月当初でもいいものをというやつなんですが、計上されたのか。  それと、都市計画費で北の再開発をやることについての資料作成費として計上されているんですが、全体の額から見て、かなりの額が不用額として上がっている。これは聞きましたら、計画決定がされたときにつくらなければならない書類の費用として上がってるけれども、計画決定されなかったので減額したと。じゃあ一体、これ計画決定の流れ含めて、具体的にどういう作業をされたのか、お伺いします。  それと、これも都市計画費なんですが、大阪府から300万円の補助金でフラワーポットかなんかを並べようとされたのが、府の補助金が全額減額になっています。その結果、事業がなくなっているんですが、整理して考えると、どうも高槻市の意向と府の意向がすれ違っていた結果じゃないだろうかという気がするんですが、それについての説明をお願いします。  以上です。 ○市長公室長(谷知昭典) 交際費関係についてお答えを申し上げたいと思います。  本件につきましては、12月議会で根来議員からもご質問があったんですが、この交際費の現行につきましては、市長交際費と役所交際費を持っておるという内容です。基本的にはこの交際費の性格上、いわゆる発生主義的な要素、これはお認めいただけるんじゃないかというふうに存じておるわけでございます。この交際費の使途については、慶弔関係とか、あるいは対外的な交際という、まさに交際ということでの内容で賄いであるとか、あるいは広告賛助金、そういったもの、いわゆるおつき合いという内容の中での使途というものがあるわけでございます。そういったことで、今回減額でお願いをしておりますのは、全般的に適正な執行といいますか、あるいは市長の予定といったものの中で、その交際の程度といったものが、十分に予算の枠内におさまり過ぎたというような内容の部分、先ほど言いました、本質的に発生主義的なところがあるという部分が大きいんではないかと、このように分析をいたしております。 ○総務部長(蓮井 忠) 今回総合センターに必要な用地の一部を購入費として上げておりますけれども、これはご案内のとおり、庁舎の一番東側のところで土地を求めて、そして撤去していただくというもともとの費用でございまして、事業認定もいたしております関係から、万が一円 満な解決ができない場合につきましては、一定の手続を進めていくということで、今回そういう予算がなければできないということもございまして計上させていただいておりますが、その財源というんですか、これにつきましては、先ほどちょっとお話にもございましたけれども、あの高槻駅柱本線にちなみまして、本市の用地を府の方にお譲りいたしまして、そのお金につきましては、基本的に総合センターの建設費用に充てていこうということで積み立てさせていただいたわけでございますので、今回もそういう一つの方法といたしまして、財源として考えておるわけでございますので、よろしくお願いいたします。  なお、事業費の関係でございますが、これは昨年の9月議会におきまして、総合センターの建設事業費といたしまして122億5,000万だったと思いますが、継続費を組ませていただきまして、お願いをいたしておるわけでございますので、その範囲で現在のところ執行いたしておるわけでございます。今後の経費というものは進捗状況によりまして、現在の段階では122億5,000万のうち110数億だったと思いますけれども、今後の進捗状況によりまして、当時含まれてなかった備品とかOA関係とかたくさんございますので、それらにつきましては、その都度、計上していきたいというふうに考えておりますが、前回にも申し上げておりますように、建設事業費ということで、切り離す問題といたしましては備品とか、あるいはその他のOA関係というふうに基本的には考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○都市整備部長(小林 宏) JR高槻駅北地区の再開発に関するお尋ねでございます。この問題につきましては、12月議会でも現在までの取り組み状況、あるいはこれからの取り組み姿勢等につきまして、市長からも答弁があったところでございます。現在そうした中で、行政といたしましても積極的に取り組むという姿勢のもとに、合意形成あるいは事業の採算性等の熟度を高めるための作業を鋭意やっておるというところでございます。ご指摘の都市計画決定に必要な図書に、平成3年度には1,000万の予算をいただいておるわけでございます。これらの内容といたしましては、そういった再開発事業等の都市計画決定に必要な申請図書等の作成、あるいは参考資料の作成費でございます。これは必要な基礎的なデータの収集、あるいはその間コンサルタントの協議等も必要となってまいりますので、そういった費用を考えておるわけでございます。今回につきましては、一定今日まで進む中で、これらの熟度が高まっていざ計画決定と申しましても、これらの資料作成につきましては相当な時間を要します。そういうことから、我々といたしましては、この中で、交通量調査等を今後当然やっていかなきゃならない事業につきまして、平成3年度中に実施したいと。その他のものにつきましては、今後これらの事業が成熟し、都市計画決定が打てるというめど、そういう資料が作成できる段階で取り組んでまいりたい、こういうことで今回700万の減額をさせていただいた、こういうことでございます。  それから2点目の、花壇等設置の工事請負費の650万の減額についてのお尋ねであろうと思います。これにつきましては、花とみどりのまちおこし事業ということで、平成2年に行われました国際花と緑の博覧会を契機といたしまして、花とみどりのまちづくりを府下に推進するべく昭和63年度を初年度といたしまして、3か年事業で制度化されたものでございます。本市といたしましては今年度におきましても、これらの事業に向けて補助を受けるべく要望を行ってまいったところでございますけれども、大阪府におかれましてはご案内のとおり、昨年は選挙がございまして、当初骨格予算が編成されております。その後、この花とみどりのまちおこし事業が発展的に解消されまして、ゆとりの町整備事業というふうに制度変更をされております。これは9月にそういう制度化の変更がされたわけでございます。したがいまして、この制度変更につきまして、我々の事業につきましても、そちらの方へ乗れないかということで種々協議をいたしてきたところでございますけれども、今回の事業には若干なじまないということで、12月の末にご通知をいただいたということでございます。今後につきましては、そういった府との協議を十分しなければいけませんけれども、通常こういうことないんですけど、年度途中で制度が変わったということが、一つの大きな要素としてあるわけでございまして、今後はこれらの制度の活用という面に向かって研究もしてまいりたい、このように考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○市長公室長(谷知昭典) 予算説明書41ページの財団法人あしたの日本を創る協会についてのご質問がありましたが、十分ご質問が聞きとれなかったので、協会の性格とか、あるいは今現在の負担金を出す趣旨と、こういう形で答弁させていただきます。  この協会につきましては、その事業目的といったものは、いわゆる国民運動といいますか、住民の創意と努力によって住みよい豊かな社会をつくることを目指そうということで、ふるさとづくり運動、これを主におやりになっておる公益法人であると、こう言いましても非常に抽象的でわかりにくいと思いますので、この前身が新生活運動協会、新生活運動というのは昭和30年に総理府の所管といいますか、そういった形で、これは文部省も若干かかわりがあった運動として、新生活運動というのが全国的に展開をされた。その全国的に展開された新生活運動の協会というものが、当時、昭和30年に設立をされて、それが発展的に名称変更も加えて、今申し上げます財団法人に組織がえをされた、こういった経緯でございます。これで若干おわかりいただけるんではないかというふうに思います。発展的にこの協会の名称にされたんは昭和57年でございます。そこで、この運動といったものについては、行政、国、そして民間という中で、いわゆる基本財産造成事業というものをその段階で展開をされております。そのときに国が5億円の出資をしよう。そして、それと同等の額を都道府県、市町村、これで持ってもらえないかという働きか けがあり、当時全国知事会あるいは全国市長会、全国町村長会、こういったとこで種々論議をされて、その要請にこたえていこうということで決定をされ、そして、着々とその資金の造成というものが図られてきておったというのが経過でございます。それの中では、非常にまだ財政的に厳しい地方自治体もたくさんありまして、計画的に年賦というような形での造成事業をやられたわけですが、そういったことが、本市の場合においては非常におくれておったと、対応がおくれておったという中で、今回お願いをして、負担をしていきたい、こういったことで提案をさせていただいております。よろしくお願い申し上げます。 ○(岡本嗣郎議員) まず交際費なんですが、今の谷知さんの答弁で、それは発生主義なんだからと、それはまあ理解するんですが、昨年の答弁踏まえると、昨年は要するに、こんだけの枠は一応予算として提出したけれども、僕の理解するというんか、表現として谷知さんがそのとおりおっしゃったかどうかは別として、結局こんだけはあるけれども、なるべく使わないでいくから、まあきっと余るでしょうという感覚、まあまあ僕の受けとめ方の答弁だった。その結果がここへきてるわけですね。だから、谷知さん、適正な使い方とおっしゃったんだけども、まあもうその当時で既に、こういうこととこういうことは要らんだろうという、使わなくて済むんじゃないか。その前の年は、当然花博というものがあって、お客さんを接待したり何かしたから要ったと。当然その分が減るじゃないかと。減るけれども、いや、それはあえて残しておくんだと。その中で検討していくから、きっと減るだろうという趣旨の答弁なんです。ですから、その結果がここへあらわれてるとしたら、やっぱりこういうものは要らんかったから減額したんですという答弁でないと、発生主義的だし、うまくいったのでというんでは、ちょっと抽象的過ぎるので、もう少し具体的にお願いします。  それと、庁舎用地の問題は昨年3月、あるいはそれ以前から、物すごくわかりにくかったわけです。というのは、恐らく行政内部ではごく当たり前できたんだろうけど、我々としては非常にわかりにくかった。つまり、僕がびっくりしたのは、府が土地を買い取ってくれて、それを基金に繰り入れますと。そんなもん一々何でもかんでも入れないかんねんと聞いたときに、いや、あのビルも買い取らなあきまへん。要するに、あんた方が想定している総額の中に、あのビルを買い取る費用が入ってたのか入っていなかったのか、費用として、そんな説明、僕は聞いたことないよと。何か建物の費用として聞いていたと。その辺で答弁が、基金に土地買収費用が入っているか入ってないかというのは、僕の受けとめ方では、その建設費用だけですと、そんなら土地が抜けているのかということになるので、その辺は行政内部として一定何か整理なり工夫があって、やっとここまできているのかどうか、そういうことなんです。それ答弁してください。  再開発の委託費用ですね。当然都市計画決定しなかったんだから不用額として出てくると。今、 部長のお答えでは、かなり時間のかかる作業だから、今のうちにできることはやっておきたい。交通量調査はやる。恐らく基礎データをつくるということは、これも事前の作業だと思うんですね。となれば、時間がかかるから、今のうちにやっておきたいという費用がそんだけなのか、あるいは逆に言えば、ほんまに打つんだったら、もうどんどん基礎データなんかは、今年度中にやっときゃ、この不用額というのはもっと減ってたんじゃないかという気もするんですけどね。そのあたりいかがですか。  それと、どうも府の方針、府がころっと変わったから、こっちがついていけんようになったと言うならば、府下にもそういう町があるはずでしょう。府がこうくるであろうと思って予定してたら、府が勝手に方針変換してきたら、高槻だけじゃなくて、これで減額されたとこあるはずですわな。もしこれが高槻だけだったら何かおかしいです。そのあたりどうなんですか。 ○市長(江村利雄) 市長交際費でございますけども、毎回いろいろとご質問をちょうだいいたしておりますが、私自身、考えておりますのに、議員もそうかと思いますが、政治家江村と個人江村と、この判断が非常に難しゅうございます。例えばある席で、市の職員と、相手とお話しするときに、人数でこれを考えるんか、その実のあることで考えるんかということは非常に難しい問題でございまして、その点、2期に入りましてから非常に割り切って考えております。そのようなことでご迷惑もおかけしておる点もあろうかと思いますけども、やはり発生主義的なことで割り切って市長交際費を使用しておるということでございますので、今、幾らにしておいたらいいか、どれだけあるのやと、こう言われますと、グローバルな話しかできないというのが実情でございます。その点、ひとつご理解を賜りたいと思います。 ○財務部長(奥田晴基) 総合センターの関係でございますけれども、総合センターの建設事業費というのは、先ほど総務部長がお答えいたしましたように建築そのもの、それとOA関係、それから備品を除いた建築費だと、そういうことで122億5,000万、そういった規模で定めておるところでして、その事業費の枠には、用地に関する枠というものは入っておりません。ところが、前回には用地買収いたしましたお金を入れ、また今回、その相当額を引き出したということで、非常に混乱させまして申しわけないんですが、あの年には、大阪府に対する用地売却だけではなくて、用地買収があったり、それから宗教法人の用地、それから今回の民有地、そういった確保の問題がございまして、そういったことから、大阪府から売却分として受け取った分につきましては、年度間調整的な意味で、これに係る関連の収入だということで、どうせ要るという形で預け入れといいますか、そういった形で使わせていただいたもんでございます。したがいまして、宗教法人から、今、先行買収してます分につきまして、今後買い戻しいたします段階では財源が要るわけですけども、それにつきましては、一般財源でやると。したがいまして、この基 金は、これ以上用地には使わない。ただ、この基金の充当の制限というのは、今後建設費だけでなくて、先ほど除外してあるOA機器、それから備品等について具体的に総事業費が出てきました段階では、充当の対象にすることもあると、そういうことでご理解をちょうだいしたいと思います。 ○都市整備部長(小林 宏) 都市計画決定を行う書類のデータ作成含めまして、なお、それではほかにもあるんじゃないかというご質問でございます。正直申し上げまして、都市計画決定に要する図書といいますと、やはり図面等含めますと、何十センチに上る非常に膨大な資料でございます。その中身も、私もここで逐一申し上げられませんけれども、かなりの量、質に及ぶものでございます。したがいまして、ご指摘のように完全に精査すれば、なお事前にできるものもあるかもわかりませんけれども、今回につきましては、とりあえず交通量調査という形でさせていただきまして、今後、事業の熟度に合わせて逐次やっていきたいと、このように考えておりますので、よろしくお願いいたします。  それから、花とみどりの関係の、他市にもあるんではないかということでございますけれども、我々といたしましては正直申し上げまして、何件が大阪府に申請されて、何件がどうなったかということまで把握いたしておりませんので、申しわけございません。ただ、制度からいきますと、そういう可能性は十分あるということは言えると思います。  以上でございます。 ○(岡本嗣郎議員) 交際費の件は、当初のときの一定の額が提示されてますけど、その根拠、きょうのその答弁が一定根拠になりながら掲載されているというふうに考えますので、一応お伺いさせていただきました。また、改めて総務委員会でやらせていただきます。  それと、総合センターの土地の問題なんですが、やっとこさ整理ができたというのか、そういう意味では、この総合センターの基金含めて、何遍も質問しましたけども、非常に僕にはわかりにくかったと。やっと去年府へ土地買ってもらって、その金額そのまま入れた。それはまさに仮預かり金であった。だから、あのとき部長がペろっとおっしゃった、いや、あの建物は買わないかんからという、ある意味で建物は本当は別口だったんだけど、たまたま府道として売れたから、その金であれを買っちゃおうかという、あんまり計画性のある話じゃないですけど。昨年でしたら、その計画性のなさというのを文句言ってるはずなんですけど、終わったことですから結構です。  それと、あしたの日本を創る協会と、もうこれ忘れたんですけども、僕もパンフレット見せてもらったり何かしたんですけど、あんまりようわからん。今、谷知さんの説明も、説明されたらそういうことなんです。経過聞いていると、まあそろそろ皆入るからということで、おつき合い でやむを得ないだろうと思うんだけど、今回細かい話だけど、僕は、全国的な市長会なり何なりの中で提案されてくることというのは、果たして高槻市レベルの中で本当に必要なこと、必要な位置づけというものが、その市長会で提案され、決議されたりして、みんなでやりましょうとなっているのかどうかというのは、いろんな事例見てて非常に疑問に思うこともあるんです。そういった意味では、これだってみんな入るから、うちだけ断るわけにいかんというけれども、市長のおっしゃる一つの効率的な行政で、お金も大事に使っていかないかんといったときに、やっぱりこれなんか、みんな入ってはるからみんなでやりましょうかという非常に悪い例になっていくんじゃないかという気がしますので、これも今回は今までの流れがあって入られて、やむを得ないということは察知しますけれども、今後こういうこともやっぱりしっかり本当に必要なのかどうかというとこらを検討しながら意思決定をしていただきたい。  それと、北再開発なんですが、やはりこれ僕は今の答弁で、高槻市が都市計画決定打ちますよ、打ちますということを言葉の上でおっしゃっておられるんだけど、なかなかほんまに打つんやろかという危惧の目を持って見られていると。例えばこの調査でも、とりあえず交通量調査はしましたと、こうおっしゃるんだけども、ほかにもあるけれど、とりあえずと、こうおっしゃったけど、ほんま言うたら、今できるやつはどんどんやる。あとはもう計画決定打ってもらわないと、この書類については手が出せんのだというとこまで持っていって、初めて高槻市の腹の座り方というのが市民に見えるわけだから、その意味では、ちょっとこんだけの不用額を残されたというのは、ある意味では疑いの目をもって見られるんじゃないかという危惧を持つ、これは感想です。  最後のフラワーポットなんですが、あるかもしれないし、ないかもしれないと。僕は、これも感想述べさせていただきますが、最近の高槻市における緑の施策というのは、だんだん僕の目から見えなくなってきてるという、何を実際やっているんだろうかというのを、かなり調べないとわかりにくくなっているというような状況の中で、ちょっとこういう府の見解と高槻市の見解が食い違ったのかどうか知らない。あるいはもう高槻市のことをほったらかしにして、府が方向転換を勝手にしたとかいう中でこうむったのであるならば、府に対して文句も言わないかんだろうけど。そういった意味で、緑の総合政策というものを言われながら、だんだん見えなくなってきている中で頑張ってほしいということで申し上げました。  以上、すべて感想ですので答弁要りません。 ○議長(高須賀嘉章) 質疑は尽きたようです。  続いて、第1表のうち歳入部門全般及び第2表 継続費補正、第3表 繰越明許費、第4表 債務負担行為補正、第5表 地方債補正について質疑を承ります。 ○(岡本嗣郎議員) 確認と説明なんですが、国庫委託金ですね、これは非常に理解しにくいというのか、 地下水汚染調査で1万7,000円というのがついておるわけですね。これは大した額じゃないので説明だけ、どういうことなのか。  それと、同じ国庫支出金で公害監視調査って、何か調査をやられたのかと思ったら、決してそうじゃないみたいなので、その辺の説明をお願いします。  もう一つは教育費で、教育用コンピューターが、約2,600万ですね、補助金がこれも減額されている。これ国の方の減額ですから、何か国の方であったのか、あるいはこちら側の不備で減額されているのか、この辺の説明、以上3点です。 ○環境衛生部次長(安塲信夫) まず、公害対策費委託金でございますけれども、これは環境庁から地下水汚染調査の委託を受けるにつきまして、当初78万円で予定しておりましたんですが、消耗品の購入に係る経費として1万7,000円が増額なりまして、今回歳出に予定しておりますが、分析用のガラス機器、薬品等購入を予定している次第でございます。  それから、公害対策費の補助金でございますけれども、これも当初、分析の測定機器の購入予定として823万6,000円で補助金をいただくという考え方で予算計上いたしましたのですが、環境庁とその後折衝をした結果、1,346万1,000円の採択を得まして、522万5,000円の増で今回提案をさせていただいたわけでございます。その内容といたしましては、環境センター用の備品、つまり電気自動車、ガスマス、イオンクロマト、その他大気汚染測定器、騒音振動測定器等が対象となっております。補助率は、いずれも2分の1でございます。それにプラスしまして事務費でございますが、事務費につきましては当初45万2,000円でございましたけれども、4万3,000円の減額となった次第でございます。  以上でございます。 ○管理部長(高田達夫) 教育用コンピューターの国庫補助金のことについてご説明を申し上げます。  2,589万7,000円の減額でございますが、この制度につきましては、全額が国庫補助対象になるわけでございますけれども、国の予算が総額で51億ございます。それを平成5年度から学校でのコンピューター導入ということで、平成3年度が非常に各市町村の補助金申請が多かったということで、補助金の総額が削られたということでございます。したがいまして、11校の補助金申請をいたしておりますが、実質的には7校の補助しかなかったということでございますので、よろしくお願い申し上げます。 ○(岡本嗣郎議員) 1点目の地下水汚染はもうわかりました。  2点目ですね、僕は以前から、環境センターをせっかくつくるんだから、観測機器はそろえてほしいという要望をずっとしてたんですが、なかなかうんと言ってもらえなかったんですが、こ れで結局、じゃあ公害センターですか、何センターというのか忘れたけれども、の中での検査機器の充足度というのはどれぐらいになるんでしょうか。  それとコンピューターの問題で、これは国の都合ですね。11校予定してたのが7校になったとなりますと、高槻市は、当初から一定のスケジュールを持っていらっしゃったんだろうと思いますが、それに対してどういう影響を与えるのか、見込みをお願いします。 ○環境衛生部次長(安塲信夫) 環境センターの測定機器の整備でございますけれども、従来からもやっておりますけれども、なかなか機器が整備されずに、できなかった部分もございました。今後地下水汚染調査あるいは酸性雨調査、農薬調査等に拡充ができるというふうに考えております。具体的にはトリクロロエチロン、テトラクロロエチレン、あるいはトリクロロエタン、シス1.2-ジクロロエチレン、1.2-ジクロロエタンの分析は、現在ガスクロマトグラフを利用して行っておりますけれども、シス1.2-ジクロロエチレンや1.2-ジクロロエタンは十分な感度が得られず、苦慮しておりましたけれども、ガスマスを購入することによって、精度の高い分析が可能になるというふうに考えております。さらにまた、酸性雨調査につきましても、イオンクロマトグラフの購入により、各種イオンの成分の分析が可能となりますので、相当充足はできているというふうに考えております。今後また、機器等については年度を追って整備してまいりたいと、こういうふうに考えています。 ○管理部長(高田達夫) 今回の補正予算でもあらわしておりますが、歳出の予算で894万の購入費の減額をいたしております。これは補助金が全校で対象にならなかった。しかし、計画的にコンピューターを入れたいということから、例えば機械のうち、生徒が使います部分につきましては、平均的な学校では20台と先生用1台にしましたけれども、プリンターなんかを減らすという、周辺機器を減らすことによって、授業に支障のないようにして、この7校については単独で買っていただくことにいたしました。  それから、今後のことでございますけれども、平成4年度の現在国会で審議されておりますコンピューター関係の予算としては57億が予算計上されております。このことについても、やはり平成5年度から全国的に実施をいたします関係で、補助金申請は多くあろうと思いますけれども、残りの学校については、全額の補助金の確保のために努力をしてまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。 ○(岡本嗣郎議員) 環境センターの件は、以前から言ってたいろんな物質が、環境衛生部独自で調査できるようになったということで、今後を期待していきたいと思います。  それと、コンピューターの問題は、答弁聞いていても、何も教育委員会の責任じゃないですが、非常に腹立たしいというのか、そもそもコンピューター教育を導入することについて、これは国 の施策だから余り意見を申し上げませんでしたけども、ああいうものが果たしていいんだろうかという気はあったんですが、旗だけ上げておいて、あとだんだん金がないから、一応やることはやって、金はそっちで何とかせいみたいなことでやらされるんじゃ、たまったものじゃないなという気がするんですが、そのあたりは今後、教育委員会は文部省折衝の中で、向こうがやると言い出したもんですから、補助金もらえるものはもらって、なるべくこっちの持ち出しを少なく計画的にやっていただきたい。  以上です。 ○議長(高須賀嘉章) 質疑は尽きたようです。  次に、議案第8号 平成3年度高槻市公園墓地特別会計補正予算(第2号)全般について。               〔「な  し」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高須賀嘉章) 質疑はないようです。  次に、議案第9号 平成3年度高槻市駐車場特別会計補正予算(第1号)全般について。               〔「な  し」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高須賀嘉章) 質疑はないようです。  次に、議案第10号 平成3年度高槻市公共下水道特別会計補正予算(第3号)全般について。               〔「な  し」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高須賀嘉章) 質疑はないようです。
     次に、議案第11号 平成3年度高槻市国民健康保険特別会計補正予算(第6号)全般について。               〔「な  し」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高須賀嘉章) 質疑はないようです。  次に、議案第12号 平成3年度高槻市老人保健特別会計補正予算(第2号)全般について。               〔「な  し」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高須賀嘉章) 質疑はないようです。  次に、議案第13号 平成3年度高槻市交通災害共済特別会計補正予算(第2号)全般について。               〔「な  し」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高須賀嘉章) 質疑はないようです。  次に、議案第14号 平成3年度高槻市火災共済特別会計補正予算(第2号)全般について。               〔「な  し」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高須賀嘉章) 質疑はないようです。  次に、議案第15号 平成3年度高槻市農業共済特別会計補正予算(第3号)全般について。               〔「な  し」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高須賀嘉章) 質疑はないようです。  次に、議案第16号 平成3年度高槻市財産区会計補正予算(第3号)全般について。               〔「な  し」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高須賀嘉章) 質疑はないようです。  次に、議案第17号 平成3年度高槻市自動車運送事業会計補正予算(第4号)全般について。               〔「な  し」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高須賀嘉章) 質疑はないようです。  次に、議案第18号 平成3年度高槻市水道事業会計補正予算(第4号)全般について。               〔「な  し」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高須賀嘉章) 質疑はないようです。  これにて質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  以上12件については委員会の付託を省略し、直ちに採決することに異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高須賀嘉章) 異議なしと認めます。  よって、以上12件については委員会の付託を省略し、直ちに採決することに決しました。  これより採決いたします。  議案第7号 平成3年度高槻市一般会計補正予算(第5号)については、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。                  〔賛成者挙手〕 ○議長(高須賀嘉章) 全員賛成と認めます。  よって、議案第7号は原案のとおり可決されました。  議案第8号 平成3年度高槻市公園墓地特別会計補正予算(第2号)については、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。                  〔賛成者挙手〕 ○議長(高須賀嘉章) 全員賛成と認めます。  よって、議案第8号は原案のとおり可決されました。  議案第9号 平成3年度高槻市駐車場特別会計補正予算(第1号)については、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。                  〔賛成者挙手〕 ○議長(高須賀嘉章) 全員賛成と認めます。  よって、議案第9号は原案のとおり可決されました。  議案第10号 平成3年度高槻市公共下水道特別会計補正予算(第3号)については、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。                  〔賛成者挙手〕 ○議長(高須賀嘉章) 全員賛成と認めます。  よって、議案第10号は原案のとおり可決されました。  議案第11号 平成3年度高槻市国民健康保険特別会計補正予算(第6号)については、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。                  〔賛成者挙手〕 ○議長(高須賀嘉章) 全員賛成と認めます。  よって、議案第11号は原案のとおり可決されました。  議案第12号 平成3年度高槻市老人保健特別会計補正予算(第2号)については、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。                  〔賛成者挙手〕 ○議長(高須賀嘉章) 全員賛成と認めます。  よって、議案第12号は原案のとおり可決されました。  議案第13号 平成3年度高槻市交通災害共済特別会計補正予算(第2号)については、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。                  〔賛成者挙手〕 ○議長(高須賀嘉章) 全員賛成と認めます。  よって、議案第13号は原案のとおり可決されました。  議案第14号 平成3年度高槻市火災共済特別会計補正予算(第2号)については、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。                  〔賛成者挙手〕 ○議長(高須賀嘉章) 全員賛成と認めます。  よって、議案第14号は原案のとおり可決されました。  議案第15号 平成3年度高槻市農業共済特別会計補正予算(第3号)については、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。                  〔賛成者挙手〕
    ○議長(高須賀嘉章) 全員賛成と認めます。  よって、議案第15号は原案のとおり可決されました。  議案第16号 平成3年度高槻市財産区会計補正予算(第3号)については、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。                  〔賛成者挙手〕 ○議長(高須賀嘉章) 全員賛成と認めます。  よって、議案第16号は原案のとおり可決されました。  議案第17号 平成3年度高槻市自動車運送事業会計補正予算(第4号)については、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。                  〔賛成者挙手〕 ○議長(高須賀嘉章) 全員賛成と認めます。  よって、議案第17号は原案のとおり可決されました。  議案第18号 平成3年度高槻市水道事業会計補正予算(第4号)については、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。                  〔賛成者挙手〕 ○議長(高須賀嘉章) 全員賛成と認めます。  よって、議案第18号は原案のとおり可決されました。  ここで20分間休憩いたします。               〔午後 2時50分 休憩〕               〔午後 3時12分 再開〕 ○副議長(須磨 章) 休憩前に引き続き会議を開きます。  この際お諮りいたします。  日程第27から日程第32に至る5件はいずれも条例案件でありますので、以上5件を一括議題といたしたいと思います。これに異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(須磨 章) 異議なしと認めます。  よって、以上5件を一括議題とすることに決しました。  日程第27、議案第19号 高槻市職員の育児休業等に関する条例制定について、日程第28、議案第20号 罰金の額の引上げのための関係条例の一部を改正する条例制定について、日程第29、議案第21号 高槻市消防署の設置、位置、名称及び管轄区域に関する条例中一部改正について、日程第30、議案第22号 高槻市火災予防条例中一部改正について、日程第31、議 案第23号 高槻市国民健康保険条例中一部改正について、以上5件を一括議題といたします。             ────────────────────              議案・議事関係書類綴 54ページ参照             ──────────────────── ○副議長(須磨 章)  順次提案理由の説明を求めます。                〔市長公室長 谷知昭典君登壇〕 ○市長公室長(谷知昭典) ただいま議題に供されました議案第19号 高槻市職員の育児休業等に関する条例制定につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。  本件は、昨年12月24日に公布され、本年4月1日から施行されます地方公務員の育児休業等に関する法律に基づき、育児休業等を実施するに当たりまして、法の規定に基づき、条例で定めることとされた事項につきまして、所要の定めを行うものでございます。  条文の説明に先立ち、本育児休業に関しまして、若干の経過等を申し上げます。  公務部門におきましては、既に昭和51年4月から現行の義務教育諸学校等の女子教育職員及び医療施設、社会福祉施設等の看護婦、保母等の育児休業に関する法律により、特定職種の女子職員に限って育児休業の制度が設けられてきたところでございます。その後、昨年12月に国家公務員、地方公務員、あわせてそれぞれ新法が制定され、これら一連の法律の整備の中で、特定職種を対象とする現行法は廃止され、それぞれの法律の中に取り込まれたところでございます。  新法の内容といたしましては、子供が満1歳になるまで育児休業を認める。育児休業中は身分を保有するが、給与は支給しないということとしているなど、その基本的枠組みは現行法と同様でありますが、一般職の男女を対象としていること、1日の勤務時間の一部について勤務をしないことを承認する部分休業制度を設けるなど、制度拡大が行われたところでございます。これにより、昨年5月に成立している民間の労働者を対象とした育児休業等に関する法律とあわせ、本年4月1日から新育児休業制度が官民同時にスタートすることとなるものでございます。  それでは、以下逐条にわたってご説明を申し上げますが、案文につきましては、自治省準則に従って作成をいたしております。  まず第1条は、この条例の趣旨でございますが、法により条例で定めることとされた事項につきまして、所要の定めを行うものでございます。  第2条といたしまして、育児休業することができない職員は、非常勤職員、臨時的任用職員、1年以内に定年退職する職員、再雇用職員、配偶者が育児休業している職員等とするものでございます。  第3条は、再度の育児休業ができる特別の事情を定める規定でございますが、育児休業している職員が産休等により育児休業の効力を失った後、産休等に係る子が死亡した場合等とするもの でございます。  続いて第4条の、育児休業期間の再度の延長ができる特別の事情といたしましては、配偶者の入院等育児休業の延長の請求時に予測できなかった事実の発生により、育児休業に係る子の養育に著しい支障が生じることとなったことなど、また第5条の、育児休業の承認の取り消し事由といたしましては、育児休業に係る子を職員以外の親が常態として養育することができることとなったことをそれぞれ定めるものでございます。  第6条及び第7条は、職務復帰後における給与等の取り扱いについてでございますが、育児休業をした職員が職務に復帰した場合は、当該期間の2分の1に相当する期間を引き続き勤務したものとみなして、給料月額の調整等を行うことができること。また、育児休業をした職員が退職した場合は、退職手当の算定において、育児休業した期間の2分の1に相当する期間を在職期間として取り扱うこととするものでございます。  第8条から第11条までは、部分休業に関する規定でございます。部分休業をすることができない職員は非常勤職員、配偶者が育児休業をしている職員等とすること。また、部分休業の承認は、勤務時間の初めまたは終わりにおいて、1日につき2時間を超えない範囲内で、各自の対応等から必要とされる時間について30分単位で行うこと。部分休業により勤務しない場合は、給与を減額すること等をそれぞれ定めるものでございます。  最後に、12条として委任規定を置くものでございます。  続いて附則でございますが、この条例は、平成4年4月1日から施行いたすものでございます。また、本条例の制定に伴い、現行の女子職員の育児休業に関する条例は廃止することとし、あわせて必要な経過措置を置くものでございます。  附則第4項及び第5項は、育児休業給に関する規定でございますが、現行に引き続き支給することとされた育児休業給の月額は従来どおり、本人負担の共済掛金及び健康保険料相当額とするものでございます。  また、附則第6項といたしまして、公営企業職員の給与の種類及び基準に関する条例を改正し、本条例の適用を受ける公営企業職員についても、育児休業期間については給与を支給しないこととし、部分休業についても給与額を減額することといたすものでございます。  以上、甚だ簡単な説明ではございますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。               〔総務部長 蓮井 忠君登壇〕 ○総務部長(蓮井 忠) ただいま議題に供されました議案第20号 罰金の額の引上げのための関係条例の一部を改正する条例制定につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。  本案は、昨年の4月17日、法律第31号として公布されました罰金の額等の引上げのための 刑法等の一部を改正する法律の施行に伴い、本市においても関係条例中罰金の額の引き上げについて所要の改正をいたそうとするものでございます。刑法その他の刑罰法規に定められました罰金の価額や科料の額等につきましては、昭和23年に制定され、その後昭和47年に改正された罰金等臨時措置法によるところとされていたわけでございますが、昭和47年から19年が経過し、この間の消費者物価が2.5倍に、労働者賃金が約3.5倍に、国民1人当たりの所得が約3.6倍に上昇するなど、財産刑の刑罰としての重みが低下したところから、罰金の額等の引き上げのための刑法等の一部を改正する法律が制定されまして、罰金等の引き上げが行われたところでございます。  その主な内容といたしましては、刑法の一部改正などにより罰金の寡額の額を1万円とし、罰金の多額の額が原則的に2.5倍に引き上げられ、また、地方自治法も改正されて、条例で定める罰金の上限額が10万円から100万円に引き上げられたところでございます。したがいまして、本市におきましても、罰金の額を定める関係条例で、条例準則の改正によるもの、罰金の下限の額が1万円以下で法律に抵触するもの、及び法の趣旨に基づき、罰金の額の引き上げ等を要するものについて改正をいたそうとするもので、類似する法令や府及び近隣各市の動向を参考として、罰金の額をそれぞれ約1.66倍から5倍の範囲で引き上げるものでございます。  それでは、順次その改正内容をご説明申し上げます。  まず第1条は、高槻市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正でございます。その内容といたしましては、第25条の公務災害などによる災害を受けようとする者の、虚偽の報告、違反などによる罰金の多額の額を条例準則に従い、現行1万円を2万円に引き上げるものでございます。  次に第2条は、高槻市文化財保護条例の一部改正でございます。その内容といたしましては、第21条の市指定の有形文化財等の汚損、廃棄等に係る罰金の多額の現行額1万円を5万円に引き上げるものでございます。  次に第3条は、あき地の清潔保持に関する条例の一部改正でございます。第8条の空き地の雑草、廃棄物等の除去等不良状態の改善命令違反に係る罰金の多額の額、現行1万円を3万円に引き上げるものでございます。  次に第4条は、高槻市の公害防止と環境保全に関する条例の一部改正でございます。それぞれ罰金の多額の額を改正するもので、第38条は、特定工場の無許可設置行為建築等に係る罰金につきまして、現行10万円を30万円に、第39条は、設備基準違反者に対する一時停止命令違反等に係る罰金につき、現行10万円を20万円に、また、第40条の特定建設作業に係る騒音等の改善命令違反に係る罰金につきましては、現行5万円を10万円に、第40条の届け出義務 等違反立ち入り検査拒否等に係る罰金につきましては、現行3万円を5万円にそれぞれ引き上げるものでございます。  次に第5条は、高槻市ホテル等建築の適正化に関する条例の一部改正でございます。その内容は、第14条第1項の無届け等の建築中止命令違反に係る罰金の多額の額、現行10万円を30万円に、第2項に定める建築物等の立ち入り調査拒否等に係る罰金の多額の額、現行1万円を3万円にそれぞれ引き上げるものでございます。  次に第6条は、高槻市緑地環境の保全及び緑化の推進に関する条例の一部改正でございます。いずれも罰金の多額の額を改めるもので、第30条の保護地区等における無許可行為の中止命令違反等に係る罰金については、現行5万円を20万円に、第31条の無許可行為違反等に係る罰金については、現行3万円を10万円に、第32条の保護地区内の土地等の立ち入り調査拒否等に係る罰金については、現行1万円を3万円にそれぞれ引き上げるものでございます。  以上が改正の内容でございますが、附則といたしまして、この条例は、本年の4月1日から実施をしてまいりたいと考えております。  甚だ簡単な説明でございますが、よろしくお願いいたします。               〔消防長 奥田 稔君登壇〕 ○消防長(奥田 稔) ただいま議題に供されました議案第21号及び議案第22号について、提案理由のご説明を申し上げます。  まず議案第21号 高槻市消防署の設置、位置、名称及び管轄区域に関する条例中一部改正について、提案理由のご説明を申し上げます。  かねてから芥川以西の中高層建築物の消防対策として、はしご付消防自動車を配置するため、西分署の新築移転を進めてまいりましたが、工事も順調に進み、近く完工の運びとなりました。つきましては、西分署の位置を大畑町24番5号から幸町4番1号の新庁舎に変更するため、本条例の一部を改正いたそうとするものでございます。  引き続きまして、議案第22号 高槻市火災予防条例中一部改正について、提案理由のご説明を申し上げます。  本火災予防条例は、昭和36年に制定以来、数次にわたり改正をしてきたところでありますが、この間における産業の技術革新や消費生活の多様化等に伴い、火災発生の危険性を内包した新たな設備や器具等が登場し、また、自由時間の増加や価値観の多様化に対応して、新たな形態の娯楽の場等が見られるようになってまいりました。このように社会の進展に伴い、火災の発生原因や火災時に危険な場所も変化してきているところから、これらに適切に対応するため、火災予防条例準則の一部が改正されましたので、この準則に準じて本条例の一部を改正いたそうとするも のでございます。  それでは、改正点の概要について申し上げます。  大きな改正点は4つに分かれております。まずその第1は、火を使用する設備及び器具に関する事項についてであります。内容の1つは、液体燃料や気体燃料を使用し、または電気を熱源とする設備について、立ち消え安全装置や加熱防止装置等の安全装置を設けるよう定めるものであります。2つには、毎時30万キロカロリー以上の火気を使用する設備については、不燃材料で隠された室内に設置しなければならないよう定めるものであります。3つには、従来炉及びかまどの一種とされていた厨房設備を独立して規定するとともに、ダクト火災を防止するために必要な基準を定めるものであります。4つには、ヒートポンプ冷暖房機、放電加工機、並びに屋外に設ける発電設備、及び蓄電池設備について新たに火災予防上必要な基準を定めるものであります。5つには、従来設備等の点検は熟練者に行わせることとしておりましたが、今回は設備の点検整備に関して必要な知識及び技術を有する者を消防長が指定し、これらの者に行わせるように改めるものであります。  次に、改正の第2は、火の使用制限等に関する事項についてであります。  その内容の1つは、劇場、百貨店等、消防長が指定する場所においては、現在喫煙等を禁止していますが、今回これに重要文化財である建造物の内部及び周囲を追加するとともに、禁煙、火気厳禁等の表示については、文字表示とあわせて図記号による表示もするよう定めるものであります。2つには、空き家における火災の発生を防止するため、空き家の所有者等は、当該空き家への進入防止と火災予防上必要な措置を講じなければならないように定めるものであります。3つには、可燃性物品付近で作業を禁止するものとして、新たに自動車の解体作業を加えるとともに、解体作業を行う前には燃料を抜いてから行うなど、適切な防火管理を行うよう定めるものであります。  次に改正の第3は、避難管理に関する事項についてであります。  その内容の1つは、近年における劇場等の形態の変化に伴い、いす席の前後間隔に応じて縦通路間の席数を20席まで増加することができるよう定めるとともに、避難する人数に応じて避難通路の幅を広げるなど、避難上必要な基準を定めるものであります。2つには、ディスコ、ライブハウス等では特殊な照明設備を持ち、大音響で演奏することから、非常時には速やかに特殊な照明や音響を停止するなど、避難上有効な措置を講じなければならないよう定めるものであります。3つには、劇場等の防火対象物の避難口における施錠装置の機能、または構造について避難上必要な定めをするものであります。  改正の第4は、手数料の額の改正であります。昨年危険物の規制に関する政令の一部が改正さ れ、危険物の製造所等の許可等に係る手数料の額が引き上げられたことに伴い、この政令に準じてタンクの水張り検査等の手数料の額を引き上げるものであります。  なお、附則といたしまして、この改正条例の施行期日につきましては、公布の日から起算して3か月を経過した日から施行しようとするものでありますが、手数料の改正規定につきましては、公布の日から施行しようとするものでございます。また、経過措置につきましては、新条例の規定に適合しないもの及び現在工事中のものに係る基準につきましては、従前の規定によることができるなどの所要の経過措置を定めようとするものでございます。  以上2件、甚だ簡単な説明ではございますが、ご審議の上、ご可決賜りますようよろしくお願いいたします。              〔保健医療監 山本香憲君登壇〕 ○保健医療監(山本香憲) ただいま議題に供されました議案第23号 高槻市国民健康保険条例中一部改正につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。  本案につきましては、国における平成4年度の市町村国保事業対策の中で助産費の改善が行われることになったものでありまして、現行の補助基準額13万円では政管健保の分娩費の最低保障額20万円と比較して、金額が低いため、全国の保険者から引き上げ要望が強く出されていたのと、来年度から政管健保の場合、20万円から24万円に引き上げられる等の理由から改善を行おうとするもので、去る2月26日、高槻市国民健康保険運営協議会の答申を踏まえ、所要の改正を行おうとするものでございます。  それでは、ご説明申し上げます。  第9条第1項の改正でございますが、助産費の支給額を現行13万円から24万円に改正しようとするものでございます。
     次に、附則につきまして、附則第1項の施行期日でございますが、平成4年4月1日から施行しようとするものでございます。  続きまして、附則第2項でございますが、改正後の高槻市国民健康保険条例第9条第1項の規定は、平成4年4月1日以後の出産から適用するものでございます。  以上、簡単な説明ではございますが、よろしくお願い申し上げます。 ○副議長(須磨 章) 提案理由の説明は終わりました。  この際お諮りいたします。  日程第32及び日程第33の2件はいずれも同種の事件でありますので、以上2件を一括議題といたしたいと思います。これに異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(須磨 章) 異議なしと認めます。  よって、以上2件を一括議題とすることに決しました。  日程第32、議案24号 町及び字の区域変更並びに町の新設について、日程第33、議案第25号 町の区域変更について、以上2件を一括議題といたします。            ────────────────────             議案・議事関係書類綴 83ページ参照            ──────────────────── ○副議長(須磨 章) 順次提案理由の説明を求めます。              〔市民文化部長 足立晴一君登壇〕 ○市民文化部長(足立晴一) ただいま議題に供されました議案24号 町及び字の区域変更並びに町の新設について、及び議案第25号 町の区域変更についての提案理由のご説明を申し上げます。  両案は、平成3年8月28日に、市が高槻市町名地番改正調査委員会に諮問をいたしまして、地元住民の方々及び関係者にご説明を行い、ご理解とご協力をいただきまして、平成3年11月21日に同委員会より市長にご答申をいただき、その答申に基づきご提案申し上げる次第でございます。  それでは、議案24号 町及び字の区域変更並びに町の新設についてご説明申し上げます。  お手元の別図1をごらんいただきたく存じます。斜線の区域がこのたび変更となる区域でございます。この区域は、大字奈佐原の一部、上土室三丁目の一部、阿武野一丁目の一部、及び奈佐原二丁目の一部で構成されております。斜線並びに奈佐原二丁目の区域では、現在住宅・都市整備公団が第2期の造成工事を施工中であり、平成5年4月には一部で入居が開始される見込みでございます。その入居後、住所が土地の地番のままで使用されますと、人々の訪問あるいは郵便物等の遅配、誤配、返戻といった住所に係る諸種の混乱が生ずることが予想されます。したがいまして、これらの問題を事前に解消して住民の日常生活の利便を図ろうとするものでございます。区域変更につきましては、高槻市住居表示整備実施基準によりまして、原則として道路で区画し、道路によりがたいところは擁壁または筆界で区画いたしております。斜線の①の区域に阿武野二丁目を新設いたします。②の区域を奈佐原一丁目に、③の区域を奈佐原二丁目に、④の区域を奈佐原四丁目に、⑤の区域を大和一丁目に、そして、⑥の区域を阿武野一丁目にそれぞれ編入するものでございます。その結果、区域変更後は別図2のとおりと相なります。  なお、阿武野二丁目は、阿武山小学校、幼稚園、保育所、養護老人ホーム、上の池公園といった公的な施設で構成されることになります。また、これらの区域の住居表示につきましては、平成4年6月1日にあわせて実施いたします。  続きまして、議案第25号 町の区域変更についてご説明を申し上げます。  お手元の参考図1をごらんいただきたく存じます。斜線の区域がこのたび変更となる区域でございます。斜線部分の土地は面積にして8.69平方メートルと、わずかではございますが、現在土室町に属しております。図のように一つのまとまった土地の中に町の境界線が通っていることから、斜線部分の土地を参考図2のとおり、氷室町四丁目に編入するものでございます。  以上、甚だ簡単な説明ではございますが、よろしくお願いを申し上げます。 ○副議長(須磨 章) 提案理由の説明は終わりました。  次に、日程第34、議案第26号 安威川、淀川右岸流域下水道組合規約の一部変更に関する協議についてを議題といたします。             ────────────────────              議案・議事関係書類綴 89ページ参照             ──────────────────── ○副議長(須磨 章) 提案理由の説明を求めます。               〔下水道部長 山本宏道君登壇〕 ○下水道部長(山本宏道) ただいま議題に供されました議案第26号 安威川、淀川右岸流域下水道組合規約の一部変更に関する協議について、提案理由のご説明を申し上げます。  本件は、地方自治法第286条第1項及び第290条の規定に基づき、規約の一部変更に関する協議に応じたく、ご提案申し上げるものでございます。  変更の内容でございますが、組合規約第4条に定める事務所の位置を変更するもので、本組合の事務量の増加に伴いまして、組合事務所の果たす役割、機能並びに2つの処理場、5つのポンプ場で構成された特殊性も考慮した上、可能な限り最小の経費で効率的な運営を図るため、大阪府の施設である淀川右岸流域下水道高槻処理場に建設中の管理棟へ事務所を移転するものでございます。あわせまして、地方自治法の一部改正に基づき、監査委員についての文言の整理をいたそうとするものでございます。  なお、この規約につきましては、大阪府知事の許可が必要でございますので、附則で許可のあった日から施行する旨定めさせていただいております。  以上、甚だ簡単な説明でございますが、よろしくお願いを申し上げます。 ○副議長(須磨 章) 提案理由の説明は終わりました。  この際お諮りいたします。  日程第35及び日程第36の2件はいずれも同種の事件でありますので、以上2件を一括議題といたしたいと思います。これに異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(須磨 章) 異議なしと認めます。  よって、以上2件についてを一括議題とすることに決しました。  日程第35、議案第27号 平成4年度農業共済事業事務費の賦課金を定めるについて、日程第36、議案第28号 農業共済事業特別積立金の取崩しについて、以上2件を一括議題といたします。             ────────────────────              議案・議事関係書類綴 91ページ参照             ──────────────────── ○副議長(須磨 章) 順次提案理由の説明を求めます。               〔産業経済部長 中村圭作君登壇〕 ○産業経済部長(中村圭作) 議案第27号並びに28号につきまして、順次提案理由の説明を申し上げます。  まず、議案第27号 平成4年度農業共済事業事務費の賦課金を定めるについての提案理由のご説明を申し上げます。  本件は、高槻市農業共済条例第5条第2項の規定によりまして、事務費の賦課総額と賦課単価を定めようとするものでございまして、共済事業を行うため必要といたします事務費の一部に充てる費用として、共済加入者に賦課させていただくものでございます。  続きまして、議案第28号 農業共済事業特別積立金の取崩しについての提案理由の説明を申し上げます。  本件は、高槻市農業共済条例第82条第4項の規定及び農業災害補償法第95条後段の規定によりまして、損害防止事業といたしまして水稲病害虫、すなわちウンカ類の防除をするための薬剤購入費用の一部に充てるため、農業共済事業特別積立金の取り崩しをいたそうとするものでございます。3月1日現在の特別積立金の額は、996万8,676円となっておりますが、そのうち339万9,000円の取り崩しをいたそうとするものでございます。  なお、この損害防止事業の実施につきましては、大阪府農林技術センターの病害虫発生予察情報等から病害虫の発生状況を把握いたしまして対処してまいる所存でございますので、何とぞよろしくお願いを申し上げます。  以上、簡単な説明でございますが、よろしくお願い申し上げます。 ○副議長(須磨 章) 提案理由の説明は終わりました。  この際お諮りいたします。  日程第37から日程第49に至る13件はいずれも予算案件でありますので、以上13件を一括議題といたしたいと思います。これに異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(須磨 章) 異議なしと認めます。  よって、以上13件を一括議題とすることに決しました。  日程第37、議案第29号 平成4年度高槻市一般会計予算について、日程第38、議案第30号 平成4年度高槻市公園墓地特別会計予算について、日程第39、議案第31号 平成4年度高槻市駐車場特別会計予算について、日程第40、議案第32号 平成4年度高槻市公共用地先行取得特別会計予算について、日程第41、議案第33号 平成4年度高槻市公共下水道特別会計予算について、日程第42、議案第34号 平成4年度高槻市国民健康保険特別会計予算について、日程第43、議案第35号 平成4年度高槻市老人保健特別会計予算について、日程第44、議案第36号 平成4年度高槻市交通災害共済特別会計予算について、日程第45、議案第37号 平成4年度高槻市火災共済特別会計予算について、日程第46、議案第38号 平成4年度高槻市農業共済特別会計予算について、日程第47、議案第39号 平成4年度高槻市財産区会計予算について、日程第48、議案第40号 平成4年度高槻市自動車運送事業会計予算について、日程第49、議案第41号 平成4年度高槻市水道事業会計予算について、以上13件を一括議題といたします。            ────────────────────             議案・議事関係書類綴 93ページ参照            ──────────────────── ○副議長(須磨 章) 順次提案理由の説明を求めます。               〔財務部長 奥田晴基君登壇〕 ○財務部長(奥田晴基) ただいま議題に供されました議案第29号 平成4年度高槻市一般会計予算につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。  内容説明をいたします前に、平成4年度当初予算の計上方法につきまして、若干ご説明を申し上げたいと存じます。  予算計上につきましては、通常は総計予算主義に基づき、年度中のすべての収入及び支出について予算に計上いたしておるところでございますが、本年度につきましては、年度初めに市長選が予定されておりますことから、経常的な経費並びに平成3年度以前に決定した継続費、及び債務負担につきましては年間分を計上し、その他の政策的な経費につきましては、市民生活に支障を来さない範囲での必要最小限にとどめた、いわゆる骨格予算として編成いたしております。具体的な予算の計上の方法でございますが、人件費、物件費、扶助費、交際費につきましては、年間予算を計上いたしております。補助金につきましては、原則的には前年度の4分の1を限度といたしますが、執行時期等を考慮しまして全額計上したもの、あるいは7月以降になるものにつ いては、全く計上していないものもございます。その他の維持補修費につきましては、6月までに必要最小限度額を、普通建設事業にあっては、継続事業や急施に必要のあるもの、また、年度当初に決定しなければならないもの、及び他団体等の関係で計上するものなどについては、その必要額を計上いたしております。したがいまして、新市長によって決定される政策経費につきましては、今後の補正によりご提案申し上げますので、よろしくお願い申し上げます。  なお、後刻提案理由を申し上げます特別会計のうち、公共下水道特別会計につきましては、第3次下水道整備計画による一般会計繰入金をベースとし、国民健康保険特別会計につきましては、保険料は3年度並み、医療費単価は一定の伸びを見込んでおります。その他の会計につきましては、事業の性格上、年間予算といたしております。  それでは、一般会計予算の内容につきまして、順次ご説明申し上げます。白い表紙の一般会計予算書1ページをお開き願います。  まず、歳入歳出予算といたしまして、第1条に示すとおり、860億6,476万8,000円と定めるものでございます。なお、前年度当初比較で約35億円の増額となっております。本年度の当初予算が骨格予算であるにもかかわらず、前年度の当初予算規模よりも大きくなっておりますのは、仮称総合センター及びごみ処理施設の建設事業費については、本年度は継続費として年割額を計上いたしておりますが、前年度の当初予算においては、債務負担行為としていたため、歳出に計上されていなかったことなどによるものでございます。歳出を経費別の構造から見ますと、人件費、物件費等の消費的経費が全体の56.4%、投資的経費が24.2%、公債費が7.5%、その他が11.9%の構成比となっています。  次に、債務負担行為でございますが、9ページの第2表に示しておりますとおり、土地開発公社資金融通債務保証等の債務負担行為を設定いたしております。  地方債につきましては、次の12ページに表示しておりますように、主として継続的な事業につきまして、市債の限度額、利率等を設定いたしております。  それでは、歳入歳出予算の内容につきまして、別冊グリーンの表紙の予算説明書に沿って主要なものについてご説明を申し上げます。なお、経常経費などにつきましては省略させていただきますので、よろしくお願いいたします。  歳出からでございます。  まず、議会費でございますが、73ページでは、委託料として昨年企画立案を行いました議会50年史編さんのための経費等を計上いたしております。  次に、総務費でございますが、79ページの一般管理費の投資及び出資金におきましては、仮称財団法人大阪府暴力追放推進センター設立のための出捐金を計上いたしております。81ペー ジの人事管理費の委託料には、人事情報システムのOA化の第2次分としての出退勤管理システムを中心とした開発経費等を計上いたしております。105ページの文化振興費では、工事請負費として市民会館改修につきまして、外壁の改修、2階ロビー部分の改修を初め、大ホールのいすの入れかえ等の経費を計上いたしております。107ページの総合センター建設費の工事請負費は、本年度の年割相当額を計上いたしております。117ページ以下の選挙費では、市長選挙及び参議院議員選挙に要する経費等を計上いたしております。
     次に、民生費でございますが、147ページ、老人福祉施設費で、養護老人ホーム及びデイサービスセンターの新築に係る工事請負費等を計上いたしております。  衛生費でございます。170ページ、保健衛生総務費の工事請負費では、仮称総合保健福祉センターの新築のための経費を計上いたしております。183ページ、塵芥処理費の委託料では、大阪湾圏域広域処理場整備に係る本市負担分等を計上いたしております。186ページの塵芥焼却炉建設費の工事請負費では、ごみ処理施設建設費の年割相当額を計上いたしております。  労働費でございます。193ページの労働福祉費の委託料は、これから就業を希望する女性を対象に、市単独では簿記講習会を、大阪府と共催ではワープロ講習会を行うのに要する経費等を計上いたしております。  農林水産業費でございます。201ページ、農地費の工事請負費におきましては、前年度から着手いたしております清水池の改修費用を計上いたしておりますほか、須賀町水路改修、道鵜地区集落排水整備、前島北農道整備、前島北水路防護柵設置、西面南農道整備などに要する経費を計上いたしております。  商工費でございます。209ページ、商工業振興費の委託料におきましては、建設省が推進するマイロード事業の関係都道府県と補助を受ける市町村とで、当該事業取り組みの紹介と地域物産の展示即売をするため開催する近畿マイロード物産展に要する経費等を計上いたしております。  土木費でございます。219ページ、道路新設改良費といたしまして工事請負費、公有財産購入費などにおきまして、奈佐原5号線、岡本郡家本町線、女瀬川左岸2号線改良に要する費用のほか、名神改築関連工事であります別所本町1号線改築工事に係る負担金を計上いたしております。同ページの橋梁新設改良費では、西之川原橋改築工事負担金、古曽部橋改築工事負担金を計上いたしております。223ページの河川総務費の工事請負費におきましては、岩井谷川改修、新川改修経費などを計上いたしております。225ページ、都市計画総務費の委託料として、JR高槻駅北地区市街地再開発計画の進捗にも対応できるように関係機関協議及び資料作成に要する費用を計上いたしております。228ページの街路事業では、工事請負費と公有財産購入費、補償補填及び賠償金などにおいて、富田北駅宮田線ほか1路線、宮田塚原線、上田辺芥川線、下 の口日吉台線、高槻芥川線、富田芝生線、古曽部西冠線、富田奈佐原線、枚方高槻線の整備に要する経費を計上いたしております。なお、阪急高架関連事業として工事用道路用地借上料、阪急南側線改良、京大農場内復旧工事等に要する経費も含まれております。237ページ、緑美推進費 工事請負費は、氷室地区の街なみ整備事業第3工区の排水、緑道整備等に要する経費を計上いたしております。  消防費でございます。247ページ、常備消防費の負担金補助及び交付金では、府立消防学校に救急救命士を養成するために派遣する経費等を計上いたしております。  教育費でございます。258ページ、教育研究所費の工事請負費では、教育研究所・公民館建設事業の本年度年割相当額を計上いたしております。270ページ、小学校の学校管理費の工事請負費では、大規模改修事業として上牧、桃園、北清水の3小学校を改修するほか、小学校5校の図書室に冷暖房器を設置する経費などを計上いたしております。274ページ、学校建設費の工事請負費では、五領小学校・幼稚園校舎等増改築事業として、継続費の本年度年割相当額を計上いたしております。283ページの幼稚園管理費の工事請負費では、北清水幼稚園の大規模改修事業などを計上いたしております。302ページの社会教育費の文化財保護費では、需用費などにおいて、新池埴輪製作遺跡の報告書作成に要する経費等を計上いたしております。  諸支出金でございますが、308ページの諸費 負担金補助及び交付金のうち、財団法人公営施設管理公社に対する補助金につきましては、従来当該法人の総務費相当経費の支出科目を他の出資法人の例にならい、今年度から改めたものでございます。  次に、歳入についてご説明申し上げます。  平成4年度の本市の市税収入に係る一般的な状況でございますが、個人の市民税では、給与収入については一定の伸びを見込めるものの、譲渡所得の大幅な減少が見込まれるところから、3年度の現計予算額と比較いたしますと、わずかな伸びにとどまるものでございます。また、法人の市民税では、食品、建設等の業種が現在のところ比較的好調であるものの、前年度後半からの景気の減速を反映して、電気機器、金融、証券、機械、金属等の業種で、企業収益の減額や低下が見られる状況であり、3年度現計予算額を下回る見込みでございます。一方、固定資産税、都市計画税では、評価がえの2年目であること、及び長期営農継続農地制度の廃止に伴う増収等で一定の伸びを見込んでおります。  以上の状況を踏まえまして、本年度の市税収入といたしましては、前年度当初予算比較で8.4%増、3月補正後比較で1.8%増の約544億円が見込まれるものでございます。  説明書の歳入の部分へお戻り願います。  市税収入では、3ページから9ページにかけてでございますが、本予算案は骨格予算とした関 係上、現時点予測で約56億円をいわゆる肉づけ用の補正財源として留保いたしまして、487億4,442万2,000円の予算計上といたしたものでございます。  なお、留保分は、市民税で約36億円、固定資産税、都市計画税で約20億円として措置いたしております。  11ページの利子割交付金につきましては、預貯金金利の引き下げ等により前年度に比して多額の減額となるものと見込んでいるところでございます。  13ページの地方交付税は、前年度と同様特別交付税のみを計上いたしております。  54ページの繰入金につきましては、市民会館改修費の財源として財政調整基金の年度間調整分に充てるほか、総合センター等の建設に要する費用の財源に充てるためにそれぞれの目的基金を取り崩すものでございます。  68ページ以下の市債につきましては、総合センター建設及びごみ処理施設建設を初めとする大型事業に対する財源需要に対応すべく計上するものでございます。  以上が平成4年度当初予算の主要な内容でございますが、本年度の当初予算と前年度との増減比較等につきましては、この冊子の末尾、337ページ以降に参考資料として簡単にまとめたものを付記いたしております。次回の肉づけ予算時におきましては、例年どおりの参考資料を別冊として配布いたしたく存じますので、よろしくご了承のほどお願い申し上げます。  以上、まことに簡単な説明でございますが、よろしくお願い申し上げます。             〔環境衛生部次長 安傷信夫君登壇〕 ○環境衛生部次長(安塲信夫) ただいま議題に供されました議案第30号 平成4年度高槻市公園墓地特別会計予算につきまして、提案理由の説明を申し上げます。平成4年度高槻市特別会計予算書3ページ以下をごらん願います。  本会計の予算は、第1条にありますように、歳入歳出予算の総額をそれぞれ3,716万5,000円に定めようとするものであります。  それでは、主な予算内容につきましてご説明申し上げます。  本会計では、通常の墓地の管理運営につきましては、人件費への一般会計からの繰り入れと、永代管理料等を基金として積み立てた利子によって行うことができるようにとの考えで予算編成をいたしております。  まず、歳出につきましては、職員1名分の人件費853万8,000円、公園墓地の維持管理のための委託料801万円、及び需用費等経常経費でございます。これら経費に対する歳入につきましては、墓所返還がありましたとき、再貸し付けを行うことを想定した使用料や、さきに述べました基金利子収入752万6,000円、一般会計からの繰入金853万8,000円を予定いた すものであります。  以上、簡単な説明でございますが、よろしくお願い申し上げます。              〔建設部長 近藤富彦君登壇〕 ○建設部長(近藤富彦) ただいま議題に供されました議案第31号 平成4年度高槻市駐車場特別会計予算につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。予算書の9ページをお開き願いたいと存じます。  本会計の予算総額は、第1条に掲げてございますとおり、歳入歳出をそれぞれ1億5,612万3,000円に定めるものでございます。  予算内容につきましては、次のページ、第1表 歳入歳出予算をごらんいただきながらご説明を申し上げます。  初めに歳入予算につきまして、3年度まではここに一般会計繰入金を計上させていただいておりましたが、弁天駐車場の土地の償還が完了いたしましたことから、4年度予算におきましては、弁天及び紺屋町の各駐車場使用料収入を主たる財源とする予算編成をさせていただいております。  続いて歳出でございますが、駐車場費は、主に施設管理運営委託料でございます。先ほど歳入のご説明のときにも触れさせていただきましたが、平成3年度が債務負担行為の最終年度でございましたので、予算説明書の17ページに記載いたしておりますが、駐車場費につきましては、3年度との比較におきまして、1億1,398万4,000円を減額いたしております。  以上、簡単なご説明でございますが、よろしくお願い申し上げます。             〔都市整備部長 小林 宏君登壇〕 ○都市整備部長(小林 宏) ただいま議題に供されました議案第32号 平成4年度高槻市公共用地先行取得特別会計予算につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。  まず、本会計の経緯といたしましては、平成元年度に取得いたしましたJR高槻駅南旧国鉄用地の使途目的が具体化するまでの間、本特別会計で保有するものでございます。  平成4年度の予算総額といたしましては、歳入歳出それぞれ45億8,752万6,000円でございます。  それでは、特別会計予算書の14ページ以下をご参照願いたいと存じます。  歳出につきましては、平成元年度の用地取得時期に発行いたしました市債の償還でございます。その内容といたしましては、当初暫定的に3か年の見込みで借り入れをいたしておりましたので、本年度がその償還期日になっております。元金43億400万円と、償還期日までの利子2億8,352万6,000円でございます。なお、本年度末が償還期限となっておりますが、当該地の土地利用の最終決定までなお若干の期間がかかることにより、平成4年度最終償還元金のうち、 37億6,600万円を借りかえし、計画が具体化された段階において本債に順次切りかえていくものでございます。  以上、まことに簡単な説明でございますが、よろしくお願いを申し上げます。             〔下水道部長 山本宏道君登壇〕 ○下水道部長(山本宏道) ただいま議題に供されました議案第33号 平成4年度高槻市公共下水道特別会計予算について、提案理由のご説明を申し上げます。17ページ以下でございます。  平成4年度は、第3次公共下水道整備3か年計画の最終年度となるもので、本予算案は骨格予算とは申しますものの、経常経費のほか、前年度の債務負担行為により既に着手しております工事等を初め、国及び府に要望しております補助対象事業について、事務手続及び事業の進捗にそれぞれ支障を来さないよう所要額を計上させていただくものでございます。  それでは、予定いたしております事業の内容でございますが、まず、幹線整備といたしましては、西雨水幹線、西汚水幹線、同準幹線、東排水区の準幹線、富田処理分区の準幹線、西処理分区の準幹線、及び真上処理分区の準幹線等を施工し、面整備といたしましては、府補助事業として津之江一丁目、富田一丁目、富田丘町、赤大路町及び川西町一・二丁目の地域を施工する予定でございます。  以上の結果、本年度の予算総額といたしましては、第1条に掲げておりますとおり、歳入歳出それぞれ108億6,435万8,000円と定めるものでございます。  第2条は、債務負担行為について定めるもので、西汚水幹線の準幹線の整備に係るものが主なものでございまして、限度額を18億5,000万円とさせていただくものでございます。  第3条は、地方債について第3表に示すとおり、起債内容を定めるものでございます。  第4条は、一時借入金の借り入れ最高限度額を50億円と定めるものでございます。  なお、詳細につきましては別冊、特別会計予算説明書をご参照いただきますようお願い申し上げます。  簡単な説明でございますが、よろしくお願いを申し上げます。             〔保健医療監 山本香憲君登壇〕 ○保健医療監(山本香憲) ただいま議題に供されました議案第34号 平成4年度高槻市国民健康保険特別会計予算並びに議案第35号 平成4年度高槻市老人保健特別会計予算につきまして、順次提案理由のご説明を申し上げます。  まず最初に、議案第34号 平成4年度高槻市国民健康保険特別会計予算につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。  平成4年度の本市の国保運営につきましては、国民健康保険運営協議会に諮問申し上げている ところでございますので、保険料の改定などにつきましては、運営協議会の答申を待って改めて補正予算を提案してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。  それでは、予算の基礎となります被保険者についてご説明申し上げます。  平成4年度の年間平均被保険者数は7万7,000人、そのうち、退職被保険者総数を1万1,700人、老人保健法該当被保険者数を1万3,500人、一般被保険者5万1,800人と見込み、全世帯数を3万6,500世帯と推計いたしました。次に、一般被保険者の被保険者1人当たりの年間診療費は、平成3年度の診療費見込額の10.0881%の伸びを見込み、15万5,984円、退職被保険者等の被保険者1人当たりの年間診療費の見込額は、7.7026%の伸びを見込み、37万7,813円と推計をいたしました。  次に特別会計予算は、第1条に掲げておりますように、歳入歳出の予算総額をそれぞれ144億4,824万6,000円にいたそうとするものでございます。  第2条は、一時借入金の借入最高額を5億円に定めようとするもので、第3条は、保険給付費の各項間の予算流用に関する定めでございます。  それでは、緑色表紙の予算説明書66ページ以下をごらんいただきたいと存じます。  歳出の主なものといたしまして、総務費 総務管理費は、職員の人件費、保険料の口座振替制度の導入に伴う諸経費などでございます。  次に、70ページの保険給付費の一般被保険者療養給付費、71ページの退職被保険者等療養給付費、72ページの一般被保険者高額療養費、退職被保険者等高額療養費、74ページの老人保健拠出金、共同事業拠出金などでございます。75ページ以下の保健施設事業は、健康づくり事業に要する費用、無受診世帯に対する記念品の費用及び医療費通知に係る費用などでございます。  次に、歳入についてご説明申し上げます。戻りまして、57ページをごらんいただきたいと存じます。  歳入の主なものといたしましては、一般被保険者の国民健康保険料、退職被保険者等の国民健康保険料でございます。これは平成3年度の保険料を基礎に被保険者の伸びのみを加味して計上いたしております。  59ページの国庫負担金、60ページの国庫補助金、61ページの退職被保険者等に係る療養給付費交付金、府補助金、62ページの共同事業交付金、一般会計繰入金などが主なものでございます。  以上、予算説明書をご参照の上、よろしくお願い申し上げます。  引き続きまして、議案第35号 平成4年度高槻市老人保健特別会計予算につきまして、提案 理由のご説明を申し上げます。  このたび予算の基礎となる年間平均老人医療受給対象者数は、平成3年度の決算見込み1万9,849人の3.3%、661人の増加を見込み、2万510人といたそうとするものです。また、現物給付及び現金給付を合わせた平成4年度の1人当たり年間医療費は、平成3年度の決算見込額76万9,155円に、最近の老人医療費の動向を勘案し、平成3年度決算見込額の3.2%増の79万4,400円と算定をいたしました。1人当たりの医療費の伸びにつきましては、老人人口の増加、医療技術の高度化に伴い、医療費が今後とも増大することは避けられないところでございます。  それでは、予算の内容につきましてご説明を申し上げます。お手元の予算書、31ページをごらんいただきたいと存じます。  第1条にありますように、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ163億3,170万円にいたそうとするものでございます。  歳出につきましては、さきにご説明申し上げました内容に基づき算定いたしました医療費、及び審査支払手数料を計上しております。  次に、これらに対します歳入につきましては、それぞれの負担率に基づき、支払基金交付金、国庫負担金、府負担金及び一般会計繰入金等を計上しております。  なお、詳細につきましては、緑色表紙の予算説明書88ページ以下をご参照の上、よろしくお願い申し上げます。  以上2件、甚だ簡単な説明ではございますが、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。             〔産業経済部長 中村圭作君登壇〕 ○産業経済部長(中村圭作) 議案第36号、37号、38号の以上3件につきまして、順次提案理由の説明を申し上げます。 まず、議案第36号 平成4年度高槻市交通災害共済特別会計予算につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。予算書35ページ以降でございます。  本会計の予算は、歳入歳出の総額をそれぞれ1億6,311万8,000円に定めようとするものでございます。  それでは、主な予算内容につきまして、予算説明書96ページの歳入からご説明を申し上げます。  共済会費収入は、4月以降に現年度分として加入される会費収入と、来年2月から受付をいたします平成5年度分会費収入等を合わせまして7,151万1,000円を見込んでおります。  財産収入といたしましては、交通災害共済積立基金利子907万5,000円を見込んだ額でご ざいます。繰入金につきましては、会費減額市負担分と人件費1年分を合わせまして、1,610万9,000円を計上させていただいたものでございます。繰越金は、平成4年度期間前加入分の会費収入6,442万2,000円を見込んだものでございまして、平成4年度加入者は16万人と見込んでおります。諸収入といたしまして、共済会費収入の利子等として200万円を見込んでおります。  次に、歳出でございますが、交通災害共済審査委員会及び共済事務に要する経費のほか、負担金補助及び交付金では、共済見舞金として7,645万円を見込ませていただいております。また、予備費といたしましては6,750万3,000円を計上いたしております。  続きまして、議案第37号 平成4年度高槻市火災共済特別会計につきまして説明を申し上げます。予算書の39ページをご参照いただきたいと存じます。  本会計は、歳入歳出の総額を8,560万6,000円と定めるものでございます。  特別会計予算説明書110ページの歳入から主なものについてご説明を申し上げます。  共済会費収入は、4月以降の共済期間中に加入される会費収入及び来年2月から受け付けをいたします平成5年度会費収入を合わせまして、3,587万4,000円を見込んでおります。財産収入といたしましては、火災共済基金利子1,650万円を見込んだ額でございます。繰越金3,173万1,000円は、平成4年度期間前加入分の会費収入を見込んだ額でございまして、平成4年度加入世帯は3万7,000世帯を見込んでおります。諸収入の150万円は、共済会費収入からの利子等でございます。  次に、歳出でございますが、火災共済審査委員会及び共済事務に要する経費のほか、負担金補助及び交付金では、共済見舞金として2,474万5,000円を見込ませていただいたところでございます。積立金といたしましては1,000万円を計上させていただいております。
     なお、予備費といたしましては、3,598万8,000円を計上いたしております。  続きまして、議案第38号 平成4年度高槻市農業共済特別会計予算について、提案理由の説明を申し上げます。予算書43ページでございます。  本特別会計の歳入歳出予算総額を5,678万9,000円に定めようとするものでございます。  それでは、主な予算内容につきまして、ご説明を申し上げます。  予算説明書121ページから144ページでございますが、農作物共済勘定費につきましては、共済加入が予想される水田約408ヘクタールに対する病害虫、倒伏等の水稲被害に対処するための費用等を計上いたしております。  また、園芸施設共済勘定費につきましては、三箇牧地区のトマト等の栽培、及び原、城山地区のイチゴの栽培をするためのプラスチックハウス並びにガラス室等に被害が発生した場合に対処 するための費用等を計上いたしております。  次に、業務勘定費につきましては、共済事業を行うために必要とする事務費といたしまして、人件費等の経常経費を計上いたしております。  以上、甚だ簡単でございますが、よろしくお願いを申し上げます。              〔財務部長 奥田晴基君登壇〕 ○財務部長(奥田晴基) 議案第39号 平成4年度高槻市財産区会計予算につきまして、提案理由をご説明申し上げます。予算書49ページをお開き願います。  第1条に掲げておりますとおり、歳入歳出それぞれ56億3,819万5,000円と定めるものでございます。  次のページの第1表の歳入歳出予算の歳入でございますが、富田町財産区収入を初め、40財産区収入については、決算見込みによる前年度繰越金、預金利子及び土地使用料収入等を計上いたしております。  次に、53ページの歳出でございますが、富田町財産区支出を初め、40財産区支出につきましては、財産区管理会委員報酬など、財産管理に必要な経費のほか、各財産区区域内において実施されます公共的事業などに対し、総額2億1,145万7,000円の補助金を計上いたしております。詳細につきましては、別冊の予算説明書をご参照いただきますようお願いいたします。  以上、まことに簡単な説明でございますが、よろしくお願い申し上げます。            〔自動車運送事業管理者 片倉保蔵君登壇〕 ○自動車運送事業管理者(片倉保蔵) ただいま議題に供されました議案第40号 平成4年度高槻市自動車運送事業会計予算についてご説明申し上げます。予算書59ページでございます。  平成4年度につきましては、5か年計画の最終年度に当たることから、新たな5か年計画の作成を行い、より一層の経営努力を行ってまいる所存でございます。  まず、日赤阿武山線の路線統合でありますが、市北西部の公団阿武山団地の入居者等を初めとする沿線乗客需要に対応し、より効率的な運行を行うため統合を行い、利用客の利便拡大を図るものでございます。  次に、平成3年度から4年度にかけての継続事業となっております緑が丘車庫の整備、管理棟は平成3年度で完工しましたが、引き続き車庫内の整備を行います。次に、その他住宅・都市整備公団からの阿武山団地の開発に伴う負担金により、大型車両5両を購入いたします。  ただいま申し上げましたような主要事業を行いますために、平成4年度予算といたしまして、予算書59ページの第3条に記載いたしておりますが、収益的収入といたしまして42億5,835万3,000円、うち、特別利益として1億2,332万2,000円、同じく収益的支出と いたしまして43億9,423万6,000円を計上いたしております。この結果、収益的収支におきまして、約1億3,600万円の赤字を見込まざるを得ないことになっております。したがいまして、今まで以上に非常に厳しい経営状態となってまいりました。そこで、先ほど申し上げました新5か年計画ができ上がりましたら、本議会にもお図り申し上げたく存じております。  以上、甚だ簡単でございますが、よろしくお願い申し上げます。             〔水道事業管理者 鶴谷岳弘君登壇〕 ○水道事業管理者(鶴谷岳弘) ただいま議題に供されました議案第41号 平成4年度高槻市水道事業会計予算について、提案理由のご説明を申し上げます。  まず、財政状況でございますが、平成3年度におきまして単年度約1億5,000万円の赤字が発生する見込みでございます。これは給水収益が伸び悩んだことと、諸物価の高騰などにより費用が増加したことによるものでございます。平成4年度におきましても、業務量の増加と工事用資材の値上がりや消費税その他経費の増加等で費用超過となり、さらに大阪府営水道の料金改定が予想される等、4年度以降も水道事業を取り巻く状況は、今まで以上に大変厳しいものと考えております。  次に、本年度の予算編成の重点事業でございますが、安定給水体制とライフライン確保をより一層充実させることにより、さらにゆとりある施設づくりを目指すために、基幹設備として浄水施設や配水幹線の整備に努めてまいります。また、自己水保全対策として取水の掘りかえ工事と有収率91%以上の維持向上を図るため、配水管の改良や浄水調査を継続して行います。老朽管対策といたしましては、石綿管の解消並びに昨年4月から実施いたしました3階直圧給水に対応させるため、配水管の増径等の工事を行います。  それでは、予算の主な内容についてご説明を申し上げます。予算書65ページ以下をお開き願います。  第1条は、総則でございます。  第2条の業務量の予定といたしましては、給水戸数13万724戸、年間総給水量4,568万立法メートル、1日平均給水量12万5,151立方メートルを予定いたしております。主な建設改良事業といたしましては、事業費13億100万円で、導水施設として清水受水場及び芥川受水場の府営水受水に伴う水管橋の架設と大冠浄水場の導水管布設、阿武野配水池の植栽工事を施工いたします。また配水関係では総延長6,908メートルの管布設を予定いたしております。  次に、第3条及び第4条は、収益的収支と資本的収支でございます。収益的収支につきましては、収入は71億6,582万7,000円、支出は78億6,088万5,000円で、差し引き単年度6億9,505万8,000円の赤字となります。これは先ほども申し上げましたように、業務量 の増加、仕入れに係る費用の高騰のみならず、これに係る消費税及び納付予定消費税を見込んだことと、経費全般にわたり費用が増加したことによるものでございます。資本的収支につきましては、収入は11億2,679万9,000円に対し、支出は23億5,844万3,000円で、資金不足12億3,164万4,000円は減債積立金2億1,700万円、過年度分損益勘定留保資金6億300万円、当年度分損益勘定留保資金3億6,964万4,000円及び当年度分消費税資本的収支調整額4,200万円で補てんいたそうとするものでございます。  第5条及び第6条は、起債の目的及び限度額を定めたものでございます。  第7条は、経費の流用について定めたものでございます。  第8条は、たな卸資産購入限度額について定めたものでございます。  以上、簡単な説明でございますが、よろしくお願いいたします。 ○副議長(須磨 章) 提案理由の説明は終わりました。  この際お諮りいたします。  本日の会議は以上にとどめ、議案調査のため、明3月5日を休会とし、3月6日午前10時から本会議を開会いたしたいと思います。これに異議ありませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(須磨 章) 異議なしと認めます。  よって、本日の会議はこれにて散会いたします。                〔午後 4時36分 散会〕 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。     議     長       高須賀 嘉 章     副  議  長       須 磨   章     署 名 議 員       二 木 洋 子     署 名 議 員       森     清...